2010年11月1日月曜日

読書の秋によせて

夏の猛暑も去り、ようやく秋の兆しが感じられるようになりました。
秋といえば「スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋」など言われますが。
今回は「読書の秋」について述べたいと思います。


「読書の秋」で思い出すのが「読書週間」。
新聞・雑誌広告などでお目にかかったことがあるのではないでしょうか。
「今年も読書週間は○月○日から○月○日まで・・」など。


この読書週間についての歴史をひもとくと、始まりは終戦間もない昭和22年からでした。
当時まだ戦火の傷跡がいたるところに残っている中、
「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、
出版社・取次会社・書店と公的図書館、そして新聞・放送マスコミ機関も加わって、
11月17日から、第1回『読書週間』が開催されたようです。


その反響は素晴らしく、
翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心とした2週間)と定められ、
全国に拡がっていきました。
そしてこの『読書週間』は、日本の国民行事として定着し、
日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。


昨今、電子メディアの発達(インターネット、電子書籍など)、「本」離れも始まり、
情報伝達の方法が変わりつつあります。
しかしながら私たちは、その流れを受けつつもまだまだ「本」とは縁を切れないのが現状です。

ちなみに今年の『読書週間』の標語は「気がつけば、もう降りる駅」だそうです(上記ポスター参照)。




通勤・通学途中の状況が目に浮かびますね。
読書の秋、通勤電車の中、専門書ばかりではなく他の本で脳の一休みをしてみませんか。
(このように薦めながら、やっぱり私は「食欲の秋」かな?!)