2013年9月2日月曜日

赤川仮橋

 またまたブログの当番が回ってきた。

 何を話題につぶやこうか?

 そうだ!

 今年の秋から渡れなくなる赤川仮橋にしよう!

 そう決めた矢先の8月12日の朝日新聞の夕刊に、「赤川仮橋 名残の夏」と題して記事が載っていた。朝日新聞の記事と合わせながら、赤川仮橋をネタに今回は綴りたいと思う。


 赤川仮橋は、淀川にかかる橋で、何が珍しいかと言えば、一つの橋で列車と人が通る点である。新聞記事によると正式名称は「淀川橋梁」と言うそうで、1929(昭和4)年の完成。複線仕様で作ったが、線路は1本しか作られず、単線での営業となり、空いた片側の線路部分に板を張った歩道として整備されたそうである。

 私は、橋に近いところ住んでいるわけでもない。数年に1回、気候のよい時期に、淀川を渡った先にある大型ホームセンターに行くために、自転車で利用するのみである。今年の春、もうすぐ通れなくなると聞いて久しぶりに通ったら、歩道には鉄板が敷かれていた。以前は板張りで、自転車で通るとがたごとと音を立て、振動があり、さらに板の隙間から見える川面がちょっぴり怖くスリル満点であったので、ちょっぴり残念な気持ちになった。私は、橋上で貨物列車とすれ違ったことはないが、橋のたもとで貨物列車が通過するのはたびたび目にしている。JRの新線がこの橋を使うため、歩道部分に線路を敷き、複線にする工事が始まるので、10月31日24時で閉鎖される。機会があれば、閉鎖されるまでに行っておきたい場所である。
                                   看護学科教員