2014年7月7日月曜日

ハーブビネガー

夏になると欲しくなるハーブビネガー。
今年もそろそろ作ろうか・・・・と思っていたら・・・
フィトセラピー(植物療法)を共に学んでいる
Y子さんが素敵なチャイブのビネガー漬けを紹介してくれました。

漬けたては、透明ですが、















2~3日で、こんなに素敵なピンク色になります。




















チャイブは、ユリ科ネギ属の多年草で、葉は玉ネギのようなまろやかな香りと風味があり、お料理によく使われます。春先に咲くピンクの花はハーブビネガーやサラダに用いられます。




















ビネガー(酢)には疲労回復、食欲増進効果、
また、チャイブにも食欲増進効果があると考えられています。 

蜂蜜を加えて、水や炭酸水で薄めて飲むと美味しくいただけます。
夏バテ予防、疲労回復におすすめです。

さらに、塩、こしょう、オリーブオイルを加えるとドレッシングに、
薄めて、ヘアリンスとして使用するとサラサラの髪になります。

今年の夏も植物と共に・・・元気に過ごそう(*^_^*)!

2014年6月30日月曜日

藤の花から思いをめぐらし

 花は、なぜか人の心を惹きつけます。花は昆虫たちを引き寄せる力があるので、自然の法則として何か魅力があります。毎日の生活の中で、迷い・悩み・どうにもならなくなった時に、花に癒され、花に近づきたくなるようです。特に、気分が落ち込んだ時こそ、花の生命力を通して癒されたり考えさせられたりします。

  5月の末に和田山の藤まつりが行われており、無性に藤を愛でたくなりました。3日間限定だったこともあり、夜のライトアップされた藤を見ようと、車を走らせて藤に会いに行きました。そこに広がる光景はとても美しく、藤の特性を存分に引き出し、独特な世界を創りあげていました。

 藤は蔓(つる)科の植物で、他にも蔓科の植物に、葛(かずら)があります。どちらも蔓を巻き付けながら成長していく植物なのですが、この2つの植物の名前を合わせて「葛藤」という言葉がつくられています。まさに絡まり縺れる様は、葛藤している人の心の様を表しているのでしょう。


 その日のライトアップされた藤は、蛇や龍のように広がり、舞子さんの髪に揺れる簪(かんざし)を想像させ、壮観で威風堂々たり、そして妖艶な姿を見せてくれました。そんな姿を見ていると、葛藤することは悪くないものだと思えるようになった。こんなにも壮大で美しいと感じる情景は、人も様々な葛藤を通して、藤のように成長し花が開くのだろうと思わせてくれます。あの時の葛藤が、今の私を創っているのだと感謝することができれば、成長の証なのかもしれないと思う今日この頃です。

2014年6月25日水曜日

3年に一度開催される、国際臨床化学会(IFCC)での発表と会議への参加でイスタンブールを訪れ、せっかくなのでトルコの地から発信を。
関西空港を土曜の22時半頃に出発し、約13時間後にイスタンブールへ到着。時差がマイナス6時間あり、現地は日曜の朝5時半。入国手続きも荷物の受取も終わり、イスタンブール市内への車窓から青い空と静かな水面の向こうにモスクが垣間見え、異国へ来た感じはヒシヒシと高まる。約30分ほどで新市街地へ着き、会場隣接のホテルへ到着。荷物を預けるつもりが、部屋は空いているのでもう使ってよいとのこと、これはラッキー。
会議は朝からすでに始まっており、会場に入ったらアメリカの友人がちょうど居合わせ、さらに台湾、イタリア、オーストラリア、アルゼンチン、カナダなど友人と次々に出会う。あー、やっぱり国際学会と懐かしむ間も無く慌ただしい日々のスタート。
サマータイムで21時でも十分に明るいテラスで初日はワイン片手に、目の前に広がるボスポラス海峡を眺めながらのオープニングセレモニー。この位の楽しみが無いと、やってられないかな。
翌日からのセッションではこの分野でのホットトピックスがつかめ、助かる。かと思えば、参加中に丸2日はクローズドミーティングと言って非公式な分科会があり、こちらは午後の丸々4時間を数人で会議するのでこれは神経を使う。ここでの決め事がIFCC基準として世界基準にもなることがあるので、この会議はホントに緊張。ただこの会議も17時には終わるので、21時過ぎまで明るいことを有効利用し、イスタンブールの探訪も。
イスタンブールはアジアとヨーロッパの交流地点だけあり、かつてのにぎわいが今も残るエキゾチックな町。有名なモスクが現存する旧市街と、その後に開発された新市街。新市街と言っても歴史は古く、見応えは十分ある。時間があれば郊外でいろんな遺跡を見ることが出来るのだが、それはプライベートで訪問するまでの楽しみに。
次回のIFCCは3年後に南アフリカのダーバン。仲間達とは暫しのボンボヤージ。

写真は新市街にあるガラタ塔(1348年完成)からの眺め。眼下に広がるのが新市街で、橋の向こうが世界遺産もある旧市街。水と空の青さが目に染みます。

2014年5月12日月曜日

ツバメ

ピチュ、ピチュ、ピチュ。
頭上で一際大きく響く鳥の鳴き声。早朝の澄んだ空気の中、よく響きます。
 どんな鳥かなと見上げても1羽だけしか見当たらず、声の大きさに驚きました。
尾の先が二つに分かれて、白い腹を見てすぐに「ツバメ」だなと分かりました。 

ツバメは春に南国から日本にやってくる渡り鳥ですが、何千キロもの道のりを集団ではなく1羽で渡ってくるそうです。きっとお相手を探していたのかもしれません。 

ところで、ツバメというと黒と白の燕尾服のイメージがあるのですが、実際の色は黒ではなく、藍黒色だそうです。深みのある綺麗な色です。

(ウィキペディアより) 

鉄道や野球の球団名など「ツバメ」の名は親しまれていますが、日本では害虫を食べてくれる益鳥として重宝され、人の住むところに巣を作ることからツバメが巣を作った家は安全だとか繁栄すると言われてきました。 

あのツバメはお相手がみつかり、巣作りを始めたのでしょうか?残念ながら我が家の軒下は選ばれなかったようですが。
もう少ししたら小さなツバメたちが飛ぶ練習を始めるのでしょうね。

2014年4月28日月曜日

雑感二話

 先日,80歳で3度目のエベレストに登られた三浦雄一郎さんの講演会が明石であり,その報告記事がミニコミ誌「ミニコミあかし」に掲載されていました。その中に,「守りの健康法と,攻めの健康法」との言葉があり,攻めの健康法には共感を覚えました。意外だったのは,三浦さんが60歳頃には自宅裏の標高500m程の山にも登れないほどメタボリックと診断されていたということです。そこから,エベレスト登頂を目標に「攻めの健康法」で頑張った旨を語られています。足首にはパワーアンクルをつけ,背負うリュックには重りを入れ,日々の生活をされていたようです。健康状態を維持する守りの健康法ではなく,高い目標を掲げての攻めの健康法,見習っていきたいと思いました。


 自宅のベランダは今花盛りです。シークワーサー,ブルーベリー,クレマチスのモンタナ種,ネズミ大根,アスパラガス,シンビジウム,ひよこ豆。毎年そうなのですが,シークワーサーとブルーベリーにはたくさんの花がつきます。ただ,咲いた花全てが結実するとは限りません。実のつかない花,実はついたものの小さい段階で落ちてしまうもの,収穫のシーズンまで残っていても果実と呼べるほど成長しなかったものなど様々です。植物を育てていて思うことは,人や教育との大きな違いです。植物は,たくさん発芽して,いくつかは枯れ,場合によっては大きく育てるために苗や実を間引いたりする必要もあります。そして,その流れの中で美しく花を咲かせたり,大きく結実していきます。ただ,人の場合は,1人たりとも育たない存在は有ってはならない。大きな違いです。写真は,朝日を浴びて咲くブルーベリーの花です。


2014年4月14日月曜日

別れと出会い

別れは突然にやってきました。
2007年に我が家にやってきた車。
そのフォルム、走り、運転のしやすさが大好きで
「あと2年は乗るぞ!」と思っていたのに、車検を通す数日前にエンジン部分から異音が聞こえ出しました。出先だったのでJAFに電話をして来てもらい、ほとんどなくなっていたというエンジンオイルを応急処置的に入れ、取りあえずディーラーに運んでもらいました。
故障の原因はエンジンのターボ部分にオイルが回っていなかったとのこと。
3週間前に車検の見積もりを出すための点検を受けていたので、「何でその時にわからなかったの!」と憤懣やるかたない思いでいっぱいでしたが、オイルは量だけでなく質も重要だと聞き、長い間オイル交換をしなかった事を思い出しました。
今度からは定期的にオイル交換をしようと反省し、修理して乗り続けるつもりでした。
しかし、エンジンを直すのには結構な費用がかかると言われ、新車の購入も検討することに。
ところが今まで乗っていた車種は現行モデルで終了となり、
候補に挙がった車は、数年前から担当の人に買い換えを勧められるも、
「車のサイズが大きくなりすぎ」
「後ろ姿が○○社の車みたいで気に入らない」
「クラクションの音が安っぽい」
「サイドブレーキがコンピューター制御ってどういうこと〜?」と、さんざん文句をつけていた型式。
しかし、いろいろと悩んだ末、この車を買うことが最善策ということになり、涙とともに愛車に別れを告げました。

新しい相棒となる車がやってくるのはもう少し先になります。満足度100%の車ではありません。
でも絶対乗ることはないと思っていた車に乗ることになったのも何かの縁。
「この車に出会えて良かった!」と思えるよう、そして「愛車です!」と言えるように、運転を通して良い面や好きな所を見つけていこうと思っています。
よろしくね、四台目Legacy!

2014年3月31日月曜日

同窓会

久々に大学時代に所属していたワンゲルの同期会に出席しました。
大学の業務等で参加できないことも多いのですが、 今回は遅れながらも駆けつけることができました。

一挙に学生時代の心に戻りながらも、 話題は退職後に取り組んでいることや小保方さん談義など 「今」と「これから」のことになります。
それにしても、誰も欠けることなく、皆で歓談できる 時空間をもてるというのはありがたいことです。

今学生している皆さんには、 ○十年後に訪れるこのような時のことは 想像しがたいかもしれませんね。