2010年12月13日月曜日

ルミナリエの光

今年のルミナリエは『光の心情-輝きの記憶を留めるために』がテーマでした。
期間中には343万人の人々が、
ルミナリエの光を鑑賞するために元町から三宮東遊園地まで歩きました。











神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂に意を込めると共に、
都市の復興・再生への希望を託し、
大震災の起こった1995年12月にはじめて開催され、
震災に打ちひしがれた神戸と人々に大きな感動と勇気・希望を与えました。
そして、今年が16回目です。











私は毎年出かけていますが、友人や子ども達を誘うと
「人混みがいや」「毎年おなじようなもの」と断られます。

人間は、忘れるから生きられるのかもしれません。
また、忘れられない思い出もあります。
時々思い出して、語り合ったり、泣いたり、笑ったりしたいものです。

神戸の街は復興し、日常生活ではややもすると忘れがちな「震災」です。
毎年見るルミナリエの光にも感動は薄れがちですが、
1995年12月の初めてのルミナリエの感動を思い起こしながら、
「震災を忘れない」と、自分の心に呼びかけていました。