11月12日土曜日に、新幹線で新尾道駅まで行って、「尾道ふれあいの里」まで行く予定でした。
出かける前にテレビを見たら、なんと「新岩国駅で信号故障があり、博多・新大阪間が不通」、その後「不通区間は博多・広島間で、動いているが上下とも大幅に遅れている」というニュースでした。
あわてて家を出て駅に着くと、土曜日ということで、みどりの窓口も長蛇の行列で、コンコースもごった返していました。
新尾道駅は「こだま」しか停まらないのですね、しかも約1時間に1本のダイヤです。当初の予定では、岡山まで「のぞみ」、岡山→新尾道間を「こだま」の計画でしたが、取りあえず岡山まで行くのが先決と判断し、入線してきた「のぞみ」に乗って岡山に着きました。時刻表では丁度「こだま」が出発した後だったので、次の「こだま」を待つべく、構内アナウンスを注意して聞いていました。
ところが次の「こだま」はいつ岡山に着くか分からない、というアナウンスで、ハタと困ってしまいました。どうも「のぞみ」優先で「こだま」は後回しの様子でした。
少しでも西に行っておいた方が得策と考え、次の「のぞみ」が福山に停車するので、福山→尾道を在来線・山陽本線で移動しようと決断し、次の「のぞみ」に飛び乗りました。在来線は20分間隔で普通列車があるので、何とか尾道駅にたどり着きました。
尾道は瀬戸内海に山が迫った地形で有名ですが、尾道駅のすぐ前が瀬戸内海でした。在来線の尾道駅と新幹線尾道駅は車で10分程度離れているだけだったので、いくつかの峠を越えて予定より遅れたものの何とか「尾道ふれあいの里」に着きました。
帰路は定刻通り帰ることができました。新幹線がいつも正確に運行されていることが当たり前ですが、一旦ダイヤが狂うと大変なことになるのですね。翌日の新聞で、結局15本が運休したそうです。