昨年から、月に1~2回ほど某所でボランティアをしています。
先輩ボランティアの皆さんは、そこで10年以上も活動を続けていらっしゃるとのことで、本当に頭が下がります。
先輩ボランティアは専業主婦の方が多く、ボランティアの仲間に入れていただいてしばらくは、ここのボランティアは経済的にも時間的にも恵まれている主婦の人たちのサロンみたいなもんなのかなあと思っていました。
私、間違ったかな。場違いなのかな。
そういう私の浅はかな考えが払拭されたのは、お盆前あたり。
ボランティア対象者の何気ない感謝の言葉や思いを知る機会がありました。
ああ、ここでは看護師でも教員でも何者でもない、「私」を必要として下さっているんだ。
ここでは「ただの私」でいいんだ。
今まで何もわかっていなかった自分が恥ずかしくなりました。
私はフルタイムで働いているということで、月に1~2回の活動にさせてもらっていますが、先輩ボランティアさん達は大抵、毎週1回の活動をなさっています。
私としては、先輩ボランティアさんが頼りだし、毎回色々なことが勉強になるのですが、リーダー各の方々は60~70代と高齢化が進んでいます。さすがに毎週はしんどそう。
そんなことを考えながら、ボランティアを続けています。
看護学科 上野理恵