2012年7月9日月曜日

「いとおしい時間」

4月からフルタイムで仕事をするようになって、3歳の娘と過ごす時間が大幅に減りました。
彼女は1日の大半を保育所で過ごし、私は大学で過ごします。

仕事をすることは好きだし、学生との交流は本当に楽しいです。
でもまだ小さい娘に、親の都合でハードな生活を強いていることが嫌で嫌で たまりませんでした。今もその気持ちは消えていません。
一緒にいる時間が少ないことで愛情が不足するのではないか、寂しい想いを させているのではないか・・・いろいろなことを思います。
そんな私のことや娘のことを周囲の先生方は心配してくださり、声をかけてくださいます。
小さな子どもを育てながら仕事をする私に対して、大きな理解と配慮をいただいていると日々感じています。

ある先生が、ご自身の経験をもとに「毎日忙しくて十分にかかわれないけれど、これだけは頑張ろうと思うことをひとつ自分のなかで決めて無理のない範囲で実行したらいいよ」と声をかけてくださいました。

では、私にできることは何かなと考えて、保育所の帰り道をできるだけ娘と一緒に歩こうと思いました。
娘は歩くことが大好きな子です。「じぶんであるく!」が口癖でベビーカーに乗るのは嫌い。
散歩に行くとだいたい40~50分ぐらいは、ひたすら歩いています。
夕方はベビーカーに乗せて早く帰って晩ご飯を食べて・・・と気が焦るけど、ベビーカーに乗せているとお互いの顔が見えないし、私もかなり早足で歩いてしまうので会話もなくなってしまいます。だから、晩ご飯は朝に下準備をしておいて帰りは娘とゆっくり帰ろうと思いました。

ベビーカーを押して、てくてく歩きます。まっすぐ運転するのがむずかしいデス・・