新卒時代に上司から言われ、ずっと大切にしてきた考え方がありました。「『忙しい』と言わない」ということです。よく言われるように「忙しい」は心が亡くなると書きます。「忙しい」と言っている人は、本当に心のない生活、仕事になり、周囲には余裕がない人に見え、恰好が悪い。スマートに仕事をしないと、良い仕事にもならない、とのことでした。
そんな時代から数年たち、大切にしていたはずなのに、最近「忙しい」という言葉が口をついてでることが多くなってしまっていました。本当に余裕のない生活をしているな・・・と感じていました。
そんなときに、趣味といえるような活動に誘って頂き、「忙しくて時間がないけど・・・」参加してみることにしました。この時間だけは、完全に趣味に没頭しています。そうすると、他のことをする時間もないほど忙しかったはずが、逆に「忙しい」の言葉も少なくなり、心に余裕が出てきました。
気分転換は大切と言いますが、こんなにも効果があるとは・・・。
忙しさは、自分で余裕をなくしているだけ。余裕と時間を無理にでも作ることで、そのような生活に変わっていくのだと実感しました。
恰好良い社会人になるために、学生のうちから、気分転換の方法、趣味を作ってみて下さい。