2013年11月4日月曜日

息子の成長

 先月、息子が一歳半になった。夜泣きが酷く、産後3ヶ月は寝不足が続いたこと、オムツ交換のたびに泣き叫ぶ我が子をあやしながら格闘していたこと、離乳食が思うように進まず悩んだこと…過ぎてみれば懐かしい思い出である。
 ずりばいが遅いと気に病んでいた時期もあったが、ある日よちよち歩き始め、いつの間にか公園の滑り台で遊べるまでに成長した。なかなか言葉を話し出さずに心配したが、今では「おっとー!(お父さん)」、「あんぱんち!(拳つき)」など、色んな単語を話せるようになった。最近はイヤイヤ期が到来したようなのだが、関西出身でない私は、息子が発したイヤの主張に「イヤや!」と“や”がついていたことには大変驚いた。知らぬ間に関西弁に染まる息子も妙に愛らしい。そうして言葉を理解し始めると、一方通行の語りかけではなく、色んなやり取りができるようになった。その成長の早さに驚き半分、喜び半分…少し寂しさも感じたりもする。いやいや、置いてきぼりにならないように息子の成長を見届けなければ。

 育児に正解は無く、これからも色んな不安や悩みが生じるだろうが、これまでそうだったように、それもいつかまた懐かしい思い出に形を変えていることだろう。