10月19日は医療検査学科の「卒業研究」発表会でした。
4年・3年の学生達と教員がぎっしり座った階段教室で、26の演題が発表されました。
4月からゼミに分かれて進めてきた卒業研究を中間発表としてプレゼンテーションし、これ以降は、研究を報告書の形にまとめながら、臨床検査技師の国家試験に向けた勉強に力を注いでいきます。
さて、私のゼミ生の皆さん、この7ヶ月間を振り返ってどうでしたか?
白血病の細胞を培養するところから始めて、リアルタイムPCRやフローサイトメーターなど、学生実習ではできない色々な実験をしました。
でもその間に、色々な失敗もしました。
細胞数の計算や反応液の調整方法を間違えて、何日分もの実験を無駄にしたこともありますね。
実験が失敗続きだった7月の終わり頃、皆さんの顔が険しかったことを覚えています。
スライドを何度も作り直して必死で準備した発表会では緊張の中で発表を終えた後、フロアからの鋭い質問に当惑していた顔も印象的でした。
卒業後は「人類と疾病との戦いの戦士」として最前線に立つ皆さんです。(学長先生のご挨拶より引用)
卒業研究で学んだ「自分の頭と手を最大限に使って、困難を乗り越える力」を医療の最前線でも活かして下さい。
(おっと、その前に…報告書作成と国家試験を乗り越えないとね。)
最後にもう一度、学長先生の言葉をお借りして…
Let experiment guide you.