と言うのは、来年度2014年夏に、当大学の教授が集会長をする学会の会場候補地として見学をさせていただきました。私は、大阪、京都、横浜などの国際会議場は何度か学会で行ったことがありましたが、兵庫県の大学に勤務していてお恥ずかしい話ですが、この国際会議場を見るのは初めてでした。
私が訪れた時は、甲南大学のゼミの何十周年記念講演会のようなものが開かれていました。
当大学の卒業研究の研究室も、今はまだ2期生が出たばかりですが、いつか研究室の在校生、卒業生もこんな風に集まってゼミができればいいなとそんな勝手なことを考えてしまいました。卒業研究を通して、先輩・後輩がみんな集まって成果を議論しあえるような研究が続けられるように努力しなければとも感じました。
ここに見学に来たもう一つの目的は、この会議場の中にある「茶室」でした。私は、学生に頼まれて「茶道同好会」なるサークルの顧問をしています。サークルを自分たちで立ち上げて2年間頑張ってきた彼女たちに、何かみんなでもう少しゆったり、また気分を変えて(サークルの小旅行みたいな、ちょっと非日常的な)お茶を楽しんでもらいたいという気持ちもあったので、茶室があると聞き、それにも興味があって今回の見学に来ました。
安藤忠雄さんの設計だけあって、一風変わったお茶室でしたが、素敵で、サークルのみんなの顔を思い浮かべていました。残念ながら、学生をサークルで大学から連れていくことは責任重大で、「いいな」と思っただけで、こちらもまだ実現はしていません。
学会会場候補地見学が、小さな会議室も充実していたことから当学科の卒研研究室の未来像に夢をはせてしまった一日でした。
M科 教員