2012年5月6日日曜日

1期生を見送って

この春、保健科学部看護学科としての第1期生76名が卒業しました。
4年間担任として彼らを間近で見守ってきましたが
18歳から22歳までの4年間が、人生の中でどれほど揺れ動く時期であるかを
改めて確認することとなりました。
そして人としてもまだまだ未熟な中、
看護専門職としての厳しい研鑽の毎日を潜り抜け、国家資格を得ることが
どれほど大変であるかということも、実感しました。
それだけに、彼らが受取った学位記の重み、流した涙の熱さは、
言葉にすることができないものです。
卒業し看護職に就く、ということは、彼らにとってやはり「夢」であったのだな、と
喜びにあふれた姿を見て、しみじみ感じました。
学生たちの夢を支える、今の自分の役割を
これからも全うしようと改めて思う春になりました。

                           看護学科 鈴木ひとみ