2012年6月25日月曜日

私は、京都に住んでいる。

私は、京都に住んでいる。
少し、詳しく言うと、市内の西部に位置する洛西ニュータウンに住んでいるのである。
家族は、妻と、子供二人、犬一匹である。
子供は、娘と息子、共に独立している。
息子は、東京で働いている。
ただし、娘は、ある事情から、孫二人を連れて、親元に、目下長期滞在中である。
孫は、一歳六カ月と五カ月、共に、女の子である。
上の孫は、飼い犬と大の仲良しで、よく一緒に遊んでいる。
寝る時も一緒である。犬は、小型犬で、ルルという。
さびしがりやで、弱虫である。

 ところで、先日、二人(?)して、家出をした。
どちらが誘ったのかは、知らない。
出られるはずもない我が家から、脱走した。
孫は、百メートルほど。
ルルは、怒られると思ってか、家の前でウロウロしていたみたいだ。
それにしても、どこをどうやって抜け出したのか。
ルルだけが知っている秘密の通路があるのではないか。
ともかく、大人たちは、不思議がっている。

           こども教育学科 尾上新太郎

2012年6月18日月曜日

着実に1歩1歩

「高い目標をもつこと」

 自分のモチベーションが高い時には、
その目標が高ければ高いほど、
「よっしゃ~!」と
意気込む時もありますし、
心身ともに疲れ果てた時なんかは、
目標が高すぎて、 その壁を乗り越えられるか
不安になり、押しつぶされそうになったり、
あきらめそうになったりすることがあります。

 でも、他の人が立てた目標ではなく、
自分が立てた目標であればなおさら、
せっかく立てたからには、 目標達成のための
壁は少しずつ崩していくのか、登っていくしかない。

 そう、着実に1歩1歩。

 私にはいくつかの高い目標があります。
 人に手伝ってもらいながらでないと、
 継続していくことが難しい目標もあったり、
人と協力しないと手に入らない目標もあります。

 一人でコツコツとやっていくものもあります。
昔、高いと思っていた目標も、 やっと手に届くところに
来たものもあります。 1年ほどで手に入る目標もあれば、
 すごーく時間のかかる目標もあったり、
本当に手に入るかどうかわからないけど、
とりあえず今の自分が目標としたいと思っていることもあったり、
 軌道修正しながら継続中の目標もあります。

 中には人には言えない、内緒の目標もありますけどね(笑)

 人からは「ガンバリ屋さん」、といわれることが多いのですが、
単に自分のことが好きで、自分磨きに余念がないだけかもしれません。


 みなさんはどんな目標をもっていますか? 

目標に向かって着実に1歩1歩進んでいってください。

目標を「はかない夢」で終わらせないために。


 さて、今日も先生として母として妻として女性として学生として、
 いろいろな役割をがんばろうっと!

                                                                                     松尾寛子

2012年6月11日月曜日

T君とH君

先日、高大連携事業で兵庫県立三木北高校にいった。
やっぱり!!居ました~♡
あれは、もう10年以上も前・・・
平成12年度のすみれ組5歳児、T君とH君。

担当授業は「保育」に関してだった。彼らは他のクラスに居たようで、
授業おわりに、逢いに来てくれた~♡♡
(授業中に何度も彼らの話をしたので、授業を受けていた男子が呼びに行ってくれたのです。ありがと~ぅ)。


まず、T君が逢いに来てくれた。

幼稚園の時と同じ表情で同じ仕草。
違いは・・・、頭頂部の髪の毛が逆立っていたぐらい。
思わず駆け寄り、抱きしめた。
T君も私の背中をトントンしてくれた。



身長も体重もすっかり大人だったけれど、あの頃と同じ
T君だった。T君と過ごした一年間の全てを思い出して、
涙が出そうだった。

授業で使ったパソコンを片付けて廊下に出たら、
T君が友達に「幼稚園時の先生、僕のこと覚えてくれとった」と嬉しそうに
話しているのが聞こえた。


T君にとってもこの出会いが♪嬉しいこと♪
として感じられるということは、きっと幼稚園時代が
彼にとって温かい時間であり、
担任との関係も良好として記憶されていると言うことでしょ。

保育者として気になっていたT君が穏やかさと純粋さをもって18歳になろうとしていることが本当に嬉しかった。


次に、T君がH君を呼んできてくれた。幼稚園の時はスリムな体型だったが、高校で柔道をしていたとか。
何とも分厚くデッカクなっていた。握手した手も大きかったが、「せーんせ」と笑う表情、目元はやっぱりH君だった。




幼稚園の時の教え子に、10年後街で出会ったとしても、
殆どがお互いを覚えていない。面影はお互いに残しているだろうけれど・・・私自身12年前に比べ体重が10㎏近く増大しているし、
子どもは、伸長が1.5倍、体重は3倍以上になり、幼かった顔が大人の顔になっている。すれ違って分からないのも当然でしょう。


幼稚園で子ども達と過ごした日々、くり返し語った大切な価値は、殆どが子どもの記憶に残らない。でもきっと、慈しまれたこと、真剣に人と向き合ったことが、子どもの体の深層に入り込み、「自分も他者も大切にすることが気持ちよい」や「どんなことにも真剣に生きることが自分を創るんだ」と思えるその子の芯を創っていると思いたい。

これからも、そんな気持で学生と向き合っていきたい!!と思った出会いでした。

               こども教育学科 多田琴子

2012年6月4日月曜日

水生昆虫

昭和40年代にはどこにでもいるといわれた大型の水生昆虫、タガメやゲンゴロウ。「昔はどこにでもいたのにね」というのが年輩の方の口癖になっています。用水路や池の改修、水質汚染など様々の原因が複合的に重なった結果と考えられています。 さて、このような水生昆虫ですが、いるところにはいるものです。これは、ゲンゴロウの採集記と飼育記録です。


兵庫県では生息範囲が限られているゲンゴロウですが、他県に行くと結構生息しています。平成22年10月偶然立ち寄った道沿いに池がありました。

とりあえず長靴にはきかえ、網を持って行きました。池のそばまで来ると水面にはヒシの葉が生えており、結構いい感じです。まず、第一投。これで入っていたら笑うなと独り言を言いながらすくいました。網を上げ中をのぞくと、ぴょんぴょこ跳ねるものがいます入っているではありませんか。


ナミゲンゴロウです。びっくりです。これはと思いその後しばらく探ってみました。結局ゲンゴロウはこれ1匹ですが、ガムシ2、ミズカマキリ1、ギンヤンマのヤゴ多数あがりました。池全体を探ればまだ捕まったかもしれませんが、旅の途中でもあり、ゲンゴロウが濃いというのがわかったので大収穫でした。


続いて、平成23年10月の採集です。今回は、目的の池も決まっており装備も胴長ゴム靴を持ってきています。採集できるか半信半疑で池に入りました。

最初は、何も入っていません。半分あきらめたころ、ついに1匹ゲットしましたどんな時でも1匹確保すると気分的にもすごく楽になるものです。そうなると次々見つかりました。結局1時間ほどで、オス6匹、メス1匹を採集しました。オス、メス各1匹だけ確保残りはリリースしました。タガメも確保しました。


これは、23年に飼育していたゲンゴロウの幼虫です。マットの具合が悪かったため、マットの上で蛹化してしまいました。
おかげで、観察、撮影には好都合でした。今年も現在産卵させるために飼育中です。