2013年7月29日月曜日

「夏」を感じる音

夏を感じる音は何ですか?

蝉の鳴き声、花火の音、風鈴の音・・・・・・

私の夏の音は「ラジオ体操」です。

今朝も、音楽が流れ体操している風景を見かけました。

最近、ラジオ体操が大人にも流行っている。と聞いたことがあるので調べてみると、、、

ラジオ体操協会 のHPに、

「ラジオ体操は、人間の体をまんべんなく動かすために必要な運動を組み合わせてつくられています。しかも、健康な人なら負荷も少なく、だれでも手軽にできる体操です。これを毎日続けることで、加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体のきしみを取り除き、人間本来がもっている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があります。」

と記載があり、「いつでも、だれでも、どこでも」をキャッチフレーズに、子どもから大人まで幅広い年齢層の方がラジオ体操を楽しんでおられるようです。

私も運動不足解消のために、常盤坂がキツイ、ツライと感じないように・・ラジオ体操に取り組んでみようと思います。

                                                                口腔保健学科教員

2013年7月22日月曜日

緑のトンネル

神戸常盤大学に着任して3ヶ月が経ちました。

実は私は神戸常盤短大の卒業生です。
学生時代には入れなかった場所から見える景色を日々楽しんでいます。

今日は、私が学内で一番好きな景色を紹介します。


この写真の景色はどこから見たものか、探してみてくださいね。

毎日、人も物も新しい出会いと発見があり、ワクワクしています。



                           看護学科教員



2013年7月15日月曜日

最近のコーヒー事情

みなさんはコーヒーをよく飲まれますか。手軽に楽しめる、インスタントコーヒーから香りと深みを楽しむ本格的な豆を引いて入れるコーヒーまでさまざまですが。私は最近それらの中間的な手軽さのあるドリップバックコーヒーをよく飲みます。ドリップバックコーヒーとはみなさんご存じの通り、一杯分のコーヒーの粉が紙のバックに入ったもので、ちょっとした合間に香りの良いコーヒーを楽しむことが出来ます。フルーティーでライトなもの、少し酸味がきいた中煎り、苦みのある深煎りまで一通りのコーヒーは楽しめるのですが、私が求めるコーヒーにまだ巡り逢えていない状況です。コーヒーを飲み始めた頃は酸味のないただ純粋に苦みだけを追求して豆を探してきました。しかしコーヒー好きの友人の影響からか、最近は酸味を楽しむ事を覚え、香りと苦みさらに酸味のバランスが気になるようになりました。コーヒーの苦みと酸味は両極端の位置に存在するため、どちらも強いコーヒーは存在しない。その中で両方の要素を楽しめる、自分の理想のコーヒーはいつ現れるのか。そんなことを考えながら、毎日を過ごしています。


                                                                                                     医療検査学科教員

2013年7月8日月曜日

認定遺伝カウンセラーと遺伝カウンセリングのご紹介

 みなさん「認定遺伝カウンセラー」って聞いたことありますか?この認定遺伝カウンセラーは2005年に誕生した新しい職種です。しかし遺伝カウンセラーがどのような専門職なのか、医療従事者さえまだはっきりと理解されていないのが現状です。
 近年医療技術の進歩により、お母さんから採血するだけで、おなかの中の赤ちゃんの染色体検査が可能になりました。この検査の前後には遺伝カウンセリングを受ける事が必要とされています。この時に登場するのが臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーです。
 彼らが行っている遺伝カウンセリングとは、遺伝子や遺伝のメカニズムが関与する疾患や体質について、さまざまな問題を抱える方やそのご家族のお話を伺いながら、医療情報をわかりやすく説明したり、心理社会的なサポートを行って、一般の方たちの理解と納得を支える医療サービスです。
 認定遺伝カウンセラーは疾患の解説をはじめ、遺伝子検査で明らかになることや、療育における社会福祉資源など、入手可能なあらゆる情報を提供してクライエントを支えます。クライエントの側に立って、上下関係の生じがちな主治医とは異なった視点と倫理感からカウンセリングを提供します。クライエントにとっても、個人的な事情を相談できる稀有な人材なのです。
 このように徐々に広まりつつある認定遺伝カウンセラーは、専門の養成課程(大学院修士課程)を修了し、認定試験に合格する事でなることができます。現在140名が認定遺伝カウンセラーとして活躍されており、中には看護師や臨床検査技師の免許を持った方もいます。
 今回、卒業後の新たな道の一つとしてご紹介しました。

2013年7月1日月曜日

縁というもの

今どきの若い人たちには、あまり馴染みが(つまり縁が)なくなってしまって
いるのかもしれませんが、縁(えん)という見方・考え方には、
途方もなく広くて深い包容力があるように思います。

 この言葉、元はと言えば仏教に源流があるのでしょうが
(仏教にあまり詳しくない私が言うのもなんですが)、
その心は私たちの日常の奥深くに根付いているようです。
 
 
  たとえば、縁結びや縁談と言えば結婚にかかわることではありますが、
「縁がある」「何かの縁で……」という言い方になると、意味するところは
かなり広がります。仏教由来の言葉である「縁起」となれば、
それを「いい」とか「悪い」とか気にしたり、場合によっては「かついだり」して
しまうのが、私たち人間の性(さが)なのでしょう。


 この縁、実のところ偶然・必然といういわば西洋風の発想を完全に
凌駕しているのではないでしょうか。偶然の出来事であろうと一つの縁、
必然の成り行きであろうとそれもまた縁。どうころんでも、縁のようです。

 私はついこの間まで九州で暮らしていましたが、
関西で生れ育った私が20年ほど前に九州に赴任したのも、
それ以前ドイツに留学したことが縁になっているようですし、
そのドイツ留学もまたそれ以前の……という風に、
あらゆることが何となく縁でつながっているかのようです。

  そして今春、私が神戸常盤大学に着任したのも、これまた縁。
ここで新たに先輩・同僚の先生方とお目にかかるのも縁。
学生諸君と教室で出逢うのも縁。60年余りこれまで生きてきましたが、
結局そのすべては縁が幾重にも織り合わさった織物なのでしょう。

  ふりかえれば、いろんな縁がありました。終生大切にしたいと
思うほど強い絆で結ばれた縁もあります。
逆に、出会ったのち儚く消えていった縁もありました。
そうなることもまた縁なのでしょう。
個人の力、自力ではどうにもならないようなとてつもなく大きなものを、
「縁」には感じます。

 

  そういえば、本学の子育て支援センター・子育て広場「えん」には、
「援」や「円」の意味があるのでしょうが、おそらく「縁」もこめられているのでは、
と拝察しています。