2012年1月30日月曜日

資格を取っても勉強!

本学保健科学部看護学科の精神看護学分野の教員が立ち上げた、兵庫精神科看護実践研究会も、7回目を終えました。
今回のテーマは「看護研究」。
看護師さんも、学生の皆さんと同じようにお勉強されています。
現場で生じている問題を解決するために、看護研究に一生懸命取り組んでおられます。





学生の皆さんの中には、実習や国家試験の勉強に追われて大変な日々を送っている方も多いと思います。
でも、資格を取ったら勉強が終わる!のではないのです。
学生時代はよい看護師になるために、看護師になってからは今の看護をより良くするために、
そうやって勉強は一生続いていくのです。
教員は、そんな看護師になってもらえるように、厳しく教育しています。
負けないで頑張って下さい。
そして、将来は同じ専門職として共に勉強しましょう・・!

2012年1月23日月曜日

ボランティア活動

昨年から、月に1~2回ほど某所でボランティアをしています。
先輩ボランティアの皆さんは、そこで10年以上も活動を続けていらっしゃるとのことで、本当に頭が下がります。

先輩ボランティアは専業主婦の方が多く、ボランティアの仲間に入れていただいてしばらくは、ここのボランティアは経済的にも時間的にも恵まれている主婦の人たちのサロンみたいなもんなのかなあと思っていました。

私、間違ったかな。場違いなのかな。
そういう私の浅はかな考えが払拭されたのは、お盆前あたり。
ボランティア対象者の何気ない感謝の言葉や思いを知る機会がありました。
ああ、ここでは看護師でも教員でも何者でもない、「私」を必要として下さっているんだ。
ここでは「ただの私」でいいんだ。
今まで何もわかっていなかった自分が恥ずかしくなりました。

私はフルタイムで働いているということで、月に1~2回の活動にさせてもらっていますが、先輩ボランティアさん達は大抵、毎週1回の活動をなさっています。
私としては、先輩ボランティアさんが頼りだし、毎回色々なことが勉強になるのですが、リーダー各の方々は60~70代と高齢化が進んでいます。さすがに毎週はしんどそう。

そんなことを考えながら、ボランティアを続けています。

                               看護学科 上野理恵

2012年1月16日月曜日

サンタさんがやってきた?

クリスマスは、みなさん、いかがお過ごしになられたでしょうか。
 我が家には、いつの頃より、サンタさんがやって来るようになりました。それもこれも、息子がお手紙を出すようです。
 
最初はこんな具合でした…。

“かいくんは、サンタさんが、きょうクリスマスぷれぜんとをくれるのをたのしみにしてます。なんでもいいのでください。
つぎは、しょうがくせいなので、ランドセルがほしいな~。でも、DSもほしいです。
いいこになるのでプレゼンとください。”


DSかぁ…。う~ん…。サンタさんはきっと悩んだのでしょう。そして、結局、届いたのはお菓子のブーツとこんな手紙でした。

“かいくん、ごめんね。サンタさんは、トナカイさんのちょうしがわるくって、DSをかいにいけなかったんだ。でも、かいくんがおりこうさんだから、このおかしをどうぞ。”

そうすると、息子はまたお手紙を書いたようです。

“きのうありがとう。おかしおいしかったよ。かいくんわ、となかいさんおしんぱいしてるんだ。サンタさん、どうしよう。
サンタさん、どうやってきたの?でもきのうほんとにありがとう。”


なんとかわいらしい心が温まるお手紙です…。
そして今はこんな具合です…。

“サンタさんへ
ぼくにマリオの3DSと3DSをください。もう1ねんせいになり、1くみです。
ゲームのやりかたもわかりやすくなりました。”


少し欲がでてきたかいくんです…。
さて、サンタさんは来てくれたのでしょうか…。

2012年1月9日月曜日

サンタさん

クリスマスが近づくと毎年家族で笑い話になる思い出があります。

5歳のクリスマス・イブのこと。私と妹は1つずつ枕元に靴下を並べていました。「サンタさん来てくれるやんねぇ。」「お手紙も書いたしねぇ。」と、うきうきしながら。
「早く寝たら早くサンタさん来るよ。」という大人の事情により早々にベッドに入った私たち姉妹。
翌朝、靴下には1つずつプレゼントが入っていました。ゆっくりテープをはがして(リボンと包装紙はお買いものごっこに使えるからと大切に扱いながら)見てみると、大好きなキキララのハンカチが出てきました。私は水色、妹は桃色。大好きなキャラクターだったことと、仲良しの近所のお姉さんがハンカチを大人っぽく使っている姿に憧れていた私たちは大喜びで父と母に自慢して見せました。
その次の日のこと。妹とかくれんぼを始めた私は押入れにこっそり忍び入り、見つからないよう息をひそめていました。そのとき新しい白い箱が目に入りそっと箱を開けてみたのです。
中にはキキララのレモン色のハンカチが!
しかもスペース的に、あと2枚入っていたかのような空間が!

5歳の私は5歳なりにあれこれ考えをめぐらせました。ずいぶん時間が経ったように感じました。妹の声が近づいてきたので、なぜか私は慌てて箱を押入れの奥に隠し、このことは妹には言ってはいけない、お父さんお母さんにも言わない方が良い気がする、と5歳なりに大人の階段を登ったのでした。

そんな私が8歳のクリスマス・イブには、2人に増えた妹と枕元に靴下を並べていました(やっぱり信じたかった私)。サンタさんが世界中を回っておなかをすかせているだろうと、キャンディ・チョコレート・おばあちゃんのぽたぽた焼き(←なぜか忘れられない)を並べ、「サンタさんさむかったでしょ。ちょっときゅうけいしてください。」と手紙を添えました。この年も大人の事情により3姉妹で早々にベッドに入りました。
翌朝それぞれの靴下にはプレゼントが入っていました。当時姉妹ではやっていたシルバニアファミリーの人形や家具セットに大喜びして、父と母に自慢して見せました。さらに、サンタさんに用意しておいたキャンディなどがきれいになくなっていて、包み紙が2つ、ゴミ箱に捨てられていました。私たちは「サンタさん、ここでふたつ食べたんやねぇ。あとは持って帰って途中で食べたんかなぁ。」と感動していました。
その日の夕方のこと。姉妹で洗濯物を畳んでタンスにしまうお手伝いをしていた時、父の靴下をしまおうと引き出しを開けてみたところ・・・。
昨日サンタさんが持って帰ったはずのキャンディやおばあちゃんのぽたぽた焼きが!
サンタさん宛てにとびきり大切にしていた便せんで書いたお手紙が!

今回は私だけでなくひとつ下の妹も一緒に発見しました。8歳と7歳の子どもなりにあれこれ考えをめぐらせました。ずいぶん時間が経ったように感じました。
「あみちゃん(一番下の妹)には言わんとこう。な?」と言葉を発したのは2人一緒だったかも。今回は秘密を2人で共有できて、なんだか嬉しくてクスクス笑ったことを覚えています。

我が家のおっちょこちょいサンタさんたちのおかげで楽しい思い出がいっぱいのクリスマスです。私もきっとおっちょこちょいサンタさんになりそうだな。

2012年1月2日月曜日

雅・みやび

生まれてから約半年間、常盤のキャンパス付近で野良犬生活を送った後、縁あってうちの子になりました。
優雅なお嬢さんに…という大いなる期待を込めて「雅」という名前をつけました。











家家に来たのが昨年の3月末。
それから5ヶ月というもの全く心を開きませんでした。
いつも動かずじっとして、家族が声をかけたり、なでたりしても無反応。
無表情でとにかく暗い。
「これは連れてきて、かえって可哀相だったか?」と気をもむ日々でした。

「たたいたら絶対あかんよ」というTさんの教えを守り、見守ること5ヶ月。
少しずつ慣れてきたなと感じていましたが、ある日突然心の扉が全開状態になりました。
何がきっかけだったかさっぱりわかりません。
でも雅の中で「その時」がやって来たのでしょう。

それまでの時間を取り戻すように、毎日甘えて大騒ぎです。
「そんなん、赤ちゃんわんこのする遊びやで」とうんざりすることもしばしば。
でも本当はもっと早くから、こんな風に遊びたかったんだよね。