2009年12月25日金曜日

オオスズメバチ

11月頃の午前中、里山を歩いているとすごい羽音が聞こえることがあります。そっと近づいてみると、多数のオオスズメバチが山の斜面の小さな穴(この下にはオオスズメバチの巣がある)のまわりで飛び回っています。オオスズメバチのオスが、巣から出てくる新女王バチ(翌年の女王バチ候補)と交尾をしようと待ち構えているのです。新女王バチが出てくると、オスたちは一斉にアタックを開始し、その中の1匹が交尾できるかもしれません。運悪く、その巣の働きバチに捕まってしまったオスは噛み砕かれ、肉団子にされて幼虫たちのエサとなってしまいます。子孫を残すのは命がけです。新女王バチはそのまま朽木などにもぐって越冬し、翌年新しい巣をつくります。
  ★:働きバチに“あやしいヤツ”とみなされた場合、ダッシュで逃げないと命にかかわります。
むやみ に近づかないようにしましょう。




巣の入り口前
多くはオス 左下は働きバチに捕まったオス







交尾中 
中央が新女王バチ 左下が幸運なオス 新女王バチの背中側のオスは一歩およばず





掘り出した巣
巣は1シーズンで使い捨て
2008年12月31日に掘り出したところ、羽化の遅れた新女王バチが1匹 残っていた

2009年12月22日火曜日

心にときめく贈り物を

誕生日、クリスマス、お正月・・・
子どもが贈り物をもらう嬉しいチャンスが、一年に何度かありますが、
皆さんのおうちでは、子どもへの贈り物の決め方をどのようにされていますか。

このところ目立って多くなっているのが、本人に聞いて決めると言うやり方のようです。
これが悪いと言うのではありません。
日頃、子どもが欲しがるものを我慢させているので、
誕生日やクリスマスなどに「何でもいいから欲しいものを言いなさい」と約束し、
子どもの選択に一切文句を言わないという方法を実行しているおうちもあります。

子どもの選択に任せるということは、結構勇気のいることですし、
一年のうちの限られた機会だけというところに意味があります。
子どもは、あれこれ迷いながら大いに興奮するでしょうし、
大人の方も、ハラハラドキドキしながら子どもの返事を待ちます。
こういう「ときめき」がある場合はいいのですが、
最近は、このときめきをなくした贈り物が多くなっているように感じます。

贈る側が、子どもに尋ねると、
「あれが欲しい」「これが欲しい」と言うのが当たり前のように行われるのを見たり、
さらに、「これはサンタさんから」「あれはおばあちゃんから」と、
相手まで指定する子もいると聞くと、なんだか違うような気がしてしまいます。
なにが喜んでもらえるかなと、一生懸命相手のことを考えて、思いを込めて選ぶことが、
贈り物の醍醐味だと思うのですが。

ずいぶん昔のことになりますが、私の育った家庭では、
クリスマスの朝、枕元に風呂敷に包まれたプレゼントが届き、
寝ぼけ眼で枕元をまさぐり、風呂敷に手が触れると、嬉しくて跳び起きたものでした。
中には、晴れ着と草履、下着、お箸と茶碗など、新年に使う生活用品や本だったように思います。
手にした時の喜びとともに、もののない時代に、両親が相談しながら準備してくれたことを思うと、
今でも熱いものがこみ上げます。
ですから、親になったとき、今度は自分が子どもを喜ばせたいと、
大いに張り切って準備したものでした。
その甲斐あってか、息子は、年齢を重ねるごとに、
風呂敷包みのプレゼントを心待ちにする気持ちが強くなりました。

6歳のクリスマスイブのことです。
何かゴソゴソしていた息子が寝入った後、ふとテラスの窓ガラスを見ると、
「ぼくのいえはここです」とたどたどしいひらがなで書かれた紙が張られ、
室内には「こーひーどーぞ」というメモとコーヒーカップが置かれていました。
絵本を読んでいて、我が家には煙突がないことに気付き、
プレゼントが届かないのではと心配した、息子なりの精一杯の工夫だったのです。
朝起きて「やったーサンタさんきてくれた!」と息子が大喜びしたのはもちろんのことですが、
ここに至る息子の姿を通して、ひと時でも子ども時代にタイムスリップできた私も、
素敵なプレゼントをもらったような気持ちがしました。

贈り物とは、手渡された「もの」よりもむしろ、
そのものに託された「心」を受け取ることだと考えると、
本人に聞くという方法を安易に選ぶことは、
相手のことをあれこれ思いやる楽しい時間も、
贈られた時に味わうあの「ときめく」様な喜びも奪うことにもなりかねません。
子どもが手にする大きな喜びを心に描きつつ、
我が家流の、贈り物のしかたを楽しみませんか。
        
幼児教育学科  上月素子

2009年12月15日火曜日

思いを口にするということ

少し肌寒さを感じると、心筋梗塞の患者さん大丈夫かなと、心配するのは職業病でしょうか?

その心筋梗塞で、いつも思い出す不思議な体験があります。とっても古いお話なのですが・・・。


それは、看護師として仕事をしていたある日のこと、突然、大きくて高価そうな贈答用フルーツ詰合せ(フルーツカゴ)がナースステーションに届きました。

運んでくれたのは数日前に一緒に当直勤務をした医師。

説明によると、ある患者さんの家族が突然訪問され、面会したところ、「隠岐の由紀さんに、これを渡して欲しい」と依頼されたとか。

その初めて見た巨大なカゴといい、そんな曖昧な情報を頼りに手元に品物が届いたことといい、私は唖然とするばかり。


その患者さんは、冷たい空気がピンと張り詰めた3月早朝、高速インター付近で突然胸痛を訴え、意識を消失し救急外来に搬送されたのです。

残念ながら、それは広範囲の心筋梗塞によるもので、治療の甲斐なく亡くなられました。

ご遺体の傍らには、「どんな風に、奥さんに説明する・・・」と肩を落とす同僚が二人。

何でも2泊3日で釣りに出かけ、何事もなく近畿まで帰ってきたのに、突然無言になったと思ったら真っ青だったと。

その旅先が私の郷里である隠岐の島であること、釣りは患者さんもとても楽しんでいたと教えて下さいました。

その瞬間、郷里を離れて久しくも、3月の凍てつく群青色の日本海がよみがえり、何気に「もし、あの冷たい岩場の上で胸が痛くなっていたらと思うとぞっとしますね・・・、海でなくても、隠岐の島では十分な救急治療はできなかったと思いますし。ここまで帰っていたのも、偶然かも知れませんが、少しでも家族の近くにという風にも思えます」というようなことを口にしたような。

その時、うつむいていた同僚の一人が突然顔を上げ、「そうやな・・・そんな考え方もあるよな」と一言。その後、私は勤務時間が終了し、ご家族にお会いすることはありませんでした。


これまでに見たこともない巨大なフルーツカゴを前に、この記憶をつなげて、改めてその出来事の理解を試みました。

想像するに、同僚の方は私の言葉を奥さんに伝えて下さり、奥さんなりに何かを感じ、事の次第を理解する一助になったのかと。

とは言え、自分の思いを口にしただけで・・・その言葉の影響力の大きさに慄き、ワナワナとしてしまいました。

とりあえず、最近の自分の言動も振り返ってみたりして・・・。


それより現実問題、何もしていない私は、このフルーツ食べていいのかしら(?)それも重大で。

結局、救急はチーム医療と思い、全てのスタッフにお配りすることで、その責任も公平に分配させて頂きました(勿論、事の詳細は伝えることなく!)。
最後に、この出来事以来、思いを口にすることを意識し、また注意深くありたいと思っています。


看護学科 岩切由紀

2009年12月8日火曜日

テレビが壊れた:テレビと読書と家族史

先日、テレビを見ていたとき、シャーと横筋が入る。
「ううん、寿命かなぁ」と、なんだか懐かしい物悲しい気分に包まれたが、
その日はそれだけのことで済んだ。

その翌日、番組を見ている途中から画面に横筋が出だしたと思ったら、
ますます激しくおさまらず、
スクリーン一杯に横縞模様、シャーシャーの雑音も激しく番組の音声は聞こえなくなり、
ボムッと音がして煙が立ちあがり、
プラスティックの焼ける臭いがして~テレビが絶命した。

この壊れたテレビは我が家の2代目のテレビである。

一代目は亡くなった父が私の生まれた年、
東京オリンピックを見るために無理して月賦で買った20型の当時はまだ珍しいカラーテレビ、
そうだ、あの物悲しい感じは、私が小学5年生の頃、
テレビが壊れる瞬間に居合わせた時の光景、匂い、音だった。

あの時は我家に次のテレビを買う経済力が無いのが分かっていたので随分泣いたものだった。

テレビが見られなくなる、
好きなアニメや番組が見られなくなることの辛さはすっかり忘れてしまったが、
しょげ返る我々2人の子供を見て、母がよほど不憫に思ったのだろう、
無けなしのお金の中から日本文学書を何冊も買ってきてくれたことは鮮明に覚えている。

最初はそんな本なんて面倒くさそうなもの、見向きもしなかったが、
読み出すとビルマの竪琴であるとか、野菊の墓であるとか、
自分とは全く違う境遇の人の時代、人生や考え方に書物を通して出会う興奮や感動を覚え、
どんどん読書に没頭するようになった。

『書物が好きになったのは、テレビがなくなったからだ』と考えるようになって、
いつの間にかテレビの無い生活をむしろ誇りにさえ思うようになった。

それから21歳で家を出て、神戸の病院に寮を借りて看護師勤務を始めたが、
テレビを欲しいと思ったことはなかった。

初めてのボーナスで買ったのはオンキョーのステレオコンポーネント、
15万円も張り込んだ。

最近壊れたテレビは、私が家を出た後、殆ど20年も前、
妹が看護師として働き出して家に買ってくれたソニーのテレビだった。

妹はそれから助産師になり、結婚して家を出た。

私は、神戸から外国に留学に行ったり、来たりしてやっと8年ほど前から母と2人暮らしを始め、
6年前、妹の家族が近所に引越してきた。

テレビに対する無関心もおさまり、
ニュースを見て天気予報を確認して娯楽と教養に、と随分と世話になった。

しかし今、昔のようなテレビへの執着は決してない。

それでも母が天気予報を見たいとか、
2人で過ごす時間の多少の娯楽の役割を担っているので、
しぶしぶ新しく購入を決めた。

それも壊れた翌日、電話で妹にそのことを話したら即刻大型家電量販店に車で連れて行ってくれて、32型の大きくて薄い高性能の液晶テレビ、
37年前より性能は勿論上がって値段は当時よりずっと安い10万円以下の買い物が一時間以内に出来てしまう。

昔こうした大きな家電製品を買うときのドキドキ感とかワクワク感が全くなく有難さは微塵もなかった。

それに比べ、長く付き合ったものには、魂無きものといえど、別れる時は物悲しい。
感傷的だとは思うが、日本では、特に職人さんや商いやさんが、
自分達の商売道具や商品の供養をする習慣がある。

この間も9月4日をもじって櫛の供養として、
髪結いさんが長く使っていた櫛やブラシの供養をお寺でする行事の映像をテレビで見た。

時代は変わっても心は変わらないように物に対しても合掌、静かに供養して送ろう。
壊れたテレビは明日、量販店が大型ゴミ回収費を引き算して持って帰ってくれる。
その後テレビはどうなるのだろうか。

時代は刻々と変わり、人と物の流れをめぐって複雑な感慨が募るばかりである。


看護学科 講師 黒野利佐子

2009年12月1日火曜日

最近コンサートに行って、ふと思い出したこと

コンサート好きの人なら、
阪神高速道路の環状線から守口線に入るときに見えるビル群で、
気になる箇所があるはずです。

そうです! フェスティバルホール!

昨年末にフェスティバルホールが閉館した後も、
しばらくは外観を眺めることはできていましたが、
今はネットに覆われ解体が進んでいる雰囲気です。

昨年の春、取り壊しが決まってからは、
多くのアーティスト達がすばらしい音を奏でる場所として名残惜しんで、
コンサートが開かれていました。

私も何回か行きました。

取り壊し前のイベントに行ったときにホールをじっくり見てみると、
赤の絨毯以外に調度品は素晴らしいものが揃っていることや
苦労して取り付けたホール横のレリーフに気づくことできました。

何年後かは忘れましたが、
従来のホール以上の音を求めてホールが造られるそうですが、
待ち遠しいものですね。




2009年11月24日火曜日

親ばか






親ばかと知りながら、このような形で初めて常盤の教員ブログに登場しました。

10月31日土曜日、中学三年生の娘の通う中学校で文化発表会がありました。
インフルエンザの影響で1週間延期しての開催となりました。
なんとラッキー!! なこと・・・
めずらしく当日は何の予定も入っておらず、娘の初舞台をこの目で観ることができました。
生徒会と三年生有志による舞台“泥かぶら”、その主役“泥かぶら”をわが娘が演じたのです。

皆さん、“泥かぶら”という物語をご存じですか?
昭和27年(1952年)に、真山美保さんが書いた戯曲です。
親もなければ身よりもない、いつも汚く汚れている女の子「泥かぶら」。
あまりの醜さに人々のあざけりのまとになり、石を投げつけられたり、唾を吐きかけられたり、踏みつけられたりしました。
女の子の心は日一日とすさみ、荒れて、狂暴になっていきます。
大人からも子どもからものけ者にされ、いじめられて、「泥かぶら」の居場所はどこにもありませんでした。
ある日、「泥かぶら」が、やり場のない怒りと悲しみにもだえ苦しみ、「美しくなりたい」と泣き叫んでいると、そこへ通りかかった旅の途中のお坊様に、美しくなる秘訣として、次の三つのことを教わり、それを守ることを約束します。
それは
「 自分の顔を恥じぬこと」
「 どんなときにも、にっこり笑うこと」
「 人の身になって思うこと」。
それから「泥かぶら」は辛い目にあっても、悲しい思いをしてもその教えを守りました。
しだいに醜かった表情が消えてなくなり、心も穏やかになります。
そして周りの人たちの心までも変えていくのでした。

自分さえよければいいという現代の風潮ですが、
「泥かぶら」は人の身になって思うことの美しさ、そして人間として本当に大切なものは何か?
を考えさせてくれます。
このようなすばらしい物語の主役を演じることができたこと、
また仲間と一緒に一時間におよぶ大作を作り上げた経験は、
娘にとって一生の宝物となるに違いありません。

舞台の上の娘は一回り大きく、そして輝いて見えました。
ほんとに親ばかですね。

2009年11月23日月曜日

お気に入りの本

こんにちは。秋は読書の季節!

今日は、私のお気に入りの本を紹介させていただきます。







「犬は子をどのように育てるか
ある児童臨床心理家の母と子のふれあいの記録」 森永良子著  どうぶつ社
    
著者の森永良子さんは、高名な児童心理臨床学者で、
特に、障害をもったお子さんに長い年月関わってこられました。

この本は、インターネット上で偶然見つけたのですが、
犬が大好きな私は、すぐに取り寄せ、いっきに読みきってしまいました。


若き日の森永先生は、あるきっかけから、犬たちを使って
心理学的な実験をすることになりました。犬たちのくりひろげるドラマの中に、
我が子のこと、関わってこられたたくさんの患者さんのことを重ねて、
母親、研究者、臨床家の視点から、読者に多くのメッセージを送っておられます。
                                


第一章から第五章まで、いろんな犬が出てきます。章名を紹介しますね・・・。

    第一章 閉じこもってしまった場合、どうするか。
    第二章 親と離れて育った子。
    第三章 子が死んだときの母のショック。   
    第四章 再考、障害をもった子とどう生きるか。
    第五章 母を知らない子の行く末。

各章、まるで、人間について書かれているようなテーマになっていますが、
実はこれは全部犬の物語なのです。犬好きの私は、各章の犬に心うたれ、
涙なくては読めない場面がたくさんありました。

また、犬の母子の姿から人間の親子関係についても深く考えることができました。
動物の好きな方だけでなく、心理学に興味のある方、子育てや育児に興味の
ある方におすすめです。ぜひ一度読んでみてくださいね・・・・!


(ちなみに、写真は、紹介させていただいた本とは全く無関係で、うちの子どもたちです!)
                    

2009年11月17日火曜日

自然との出会いのときー日本の「秋」によせて

日本の幼稚園や保育所では、秋は、運動会や遠足や造形展など多彩な
行事が行われ、子ども達の園生活は活気あふれる季節を迎えます。

4月に新しく出会った友達とも、秋になると、互いの関係がとれるようになり、
共通の目標に向かって、いろいろな活動に、意欲的に取り組むことが、
無理なくできるようになるからです。こうした、子どもの心の育ちとともに、
この時期の活動が充実するもうひとつの大きな理由として、日本の「秋」が、
豊かな自然との出会いの季節であることがあげられます。

高く澄みわたる秋晴れの空の下、稲穂が実り、味覚の秋を迎えます。
自然界が色づく美しい様子は、野山が染まる・黄金に色づく・秋の夕日に
照る山紅葉…と形容されます。

実にさまざまに表現される「秋」は、好奇心いっぱいの子どもにとっても、
身近な自然との楽しい出会いのときなのです。散歩や園庭で見つけた
落ち葉やドングリ、畑の土の中から掘り出したサツマイモ・触れた土の
感触・昆虫や幼虫・飛び交うトンボたち…と、自然は、子どもへの
一番大切な贈り物を、 そこここに、そっと用意しておいてくれます。
このようにして、子どもは、 季節の変化を感じ、秋の自然と十分かかわって
遊び、幼児期の大切な経験を重ねていきます。

子どもは、身近な自然との偶然の出会いに、「あれー」「へー」と敏感に
反応し、触ったり臭いをかいだりと、五感を使って熱心に確かめようとします。
自然の不思議さに「なぜかな」と疑問を持ち、「こうしたらどうなる」
「こうかもしれない」と想像力を広げます。
自分のイメージに近づけようとしていろいろと試してみて、
その結果に納得したり満足したり、また疑問への答えを見つけだし、
新たな発見に眼を輝かせるのです。

自然とのふれあいの中でみられる、こうした子どもの心の一連の動きは、
将来の知的学びを支える、ひたむきな心・やる気・意志などの源泉であり、
幼児期にこそ育てたい、素直に感じる力そのものであります。
子どもは、自然との出会いを、遊びとして楽しみながら、
遊びの中での学びと科学する心につながる活動を行っていきます。

子どもに本来備わっている、美しいもの、未知なるもの、
神秘的なものに目を見張る感性「センス・オブ・ワンダー」を育むために、
子どもとともに、自然を探検し、発見の喜びに胸をときめかせましょう。※

※レイチェル・カーソン 『センス・オブ・ワンダー』 (新潮社)
                神戸常盤大学短期大学部幼児教育学科教授

2009年11月9日月曜日

第43回常盤祭によせて

11月を迎え、急激に冷え込むようになりました。春以来の
新型インフルエンザ騒ぎも、一旦は沈静化したかに見えまし
たが、気温が下がる秋になり、予想された通り全国的な蔓延
が心配されています。そんな中、今年も学園祭の時期を迎え
ました。夜遅くまで準備に追われることも多い学生諸君は体
調管理には充分気をつけて欲しいと願っています。

 ところで、常盤祭の今年のテーマは「笑顔満天」に落ち着い
たようです。「満天」とは空全体を意味し、満天の星を仰ぐとい
う風に用いられるのですが、このテーマに込められた思いは、
笑顔で満ちあふれた学園祭にしたいというようなものでありま
しょう。神戸常盤大学と神戸常盤大学短期大学部が合体した
自治会になって2回目の学園祭、昨年より準備等は順調に進
んでいるようですが、学園祭実行委員会がこのテーマに託し
た願いを実現するためには、広く大学全体の構成員の積極的
参加が前提であることはいうまでもありません。笛吹けど踊ら
ずでは困るわけです。学園祭は大学活性化の良い機会であり、
教育的観点からも大切なイベントであると、私は思っています。
その意味からも、運動会で教職員が集団演技を披露する企画
(昨年学長が運動会で宣言されたことでもあります)を進めよう
としたのですが、「プログラム上時間が取れません」と軽く一蹴
されてしまいました。実行委員の諸君と学生委員会との事前協
議が充分で無かったことに最大の原因があるようです。いささ
か気の早い話でありますが、来年は是非とも実現したいものと
思っています。

 さて、大学完成年度までの過渡期、潤沢とは言えない自治会
予算のなかでやりくりして開催される常盤祭、昨年度に引き続
いての、「本学音楽関係教員のコンサート」、「キッズごっこラン
ド」などのメニューのほか、新たなプログラムとして、「大学連合
コンソーシアム兵庫の海外研修参加者の報告会」、「NPO法人
AMDA(Associate of Medical Doctor in Asia)兵庫県支部の活
動状況パネル展示・募金会」、「白井崇陽氏バイオリン演奏会」
本学職員戸嶋氏の「旅達小展」など盛りだくさんのようで、
多くの方々に来学して頂いた上、本学学生・教職員共々楽しん
で頂き、笑顔満天の1日を過ごしてもらうことになれば幸いです。

学生部長

2009年11月5日木曜日

咳エチケットと鼻呼吸

 新型インフルエンザが流行っていますが、咳エチケットで他人に
迷惑をかけないようにし、また鼻呼吸で自ら防衛しましょう。

 新型インフルエンザの感染予防、とくにウイルスを撒き散らさない
ための方策の一つに、咳エチケットが言われています。
咳やクシャミが出そうになると、ハンカチなどで鼻や口を覆って、
少しでも外に漏らさないようにするのが咳エチケットですが、急な時
は、間に合わないことや掌で覆うことも多いですね。汚れたハンカチ
やティッシュペーパーは早く洗濯するか廃棄しなければなりません。
掌はさらなる拡大を防止するために、直ちに手洗いすることが肝要です。
 アメリカでは、自分の上腕部を顔に当てる方式も推奨しているよう
です。勿論、自分の衣服が汚れますが、二次感染の可能性が低い
とされています。

 本来、ヒトは鼻で呼吸するのが自然で、鼻腔や咽頭には細菌や
ゴミを除去するメカニズムが備わっているそうです。一方、口は会
話や食事のときおよび運動時など以外は閉じているのが自然で、
口は本来呼吸器官ではないそうです。
 通勤電車内で人間ウォッチングすると、口がポカント開いている
ヒトをたまに見かけます。それ以上に上下の唇に隙間が開いてい
るヒトを多く見かけます。これらのヒトは無意識に口呼吸をしている
そうですが、日本人は口呼吸するヒトが多いそうです。
 口に隙間が空いていると、例えば通勤電車やエレベータ内で咳エ
チケットを守らず咳やクシャミをされると、飛沫がダイレクトに口に
入る可能性があります。

 無意識に口をポカンと開けたり、所かまわず顔を覆わずに咳や
クシャミをするのは、昔から行儀が悪いとされています。改めて
自分の癖を見直したらどうでしょうか。

2009年10月28日水曜日

ぶらり淡路島


好天気につられ,いざ淡路島へ。
淡路SAに到着。駐車場は高速道路料金1,000円とあり,ほぼ満車状態。
エリア内をカメラ片手に少々散策。明石海峡大橋を眺め改めて人の力
に感動し,一本の橋がおよぼすさまざまな影響をフト思う。



明石と淡路島岩屋間を就航するタコフェリーが目に映り,これも撮影する。
いつみても乗船をそそる非常にインパクトが強いデザインだ。



ここで高速と別れ一般道へ。いい臭いがする。生ダコを加熱した鉄板
で挟みタコ煎餅一丁あがり。行列待ちができていた。そのなかの一人
が店員さんに値引き交渉・・・・・・。しばらくその様子を観察していると,
その人は定価額を支払い“おいしい”と満足気に食していた。
これでタコも本望か?



漁港に立ち寄る。家族連れが波止場を埋め尽くし,ここも人でいっぱい。
小さなアジをたくさん釣りあげていた。しばらくの間,食卓は鯵料理で
飾られるのか? ここでもまたまたタコのお出まし。年配の方が器用に
釣っていた。タコ三昧の1日でした。

2009年10月21日水曜日

四季折々に

神戸常盤大学の構内は緑と花(と実)でいっぱいです。


まず西門をくぐると大きな桜の木。

満開の桜をご想像下さい




その隣にはザクロの木。


ザクロの実が生っております



坂をちょっと上った脇にある桜の木には「さくらんぼ」がなります!
例年、目につくところには十数粒程度しか生らないのに、何故か
去年は鈴生りでした。でも、今年はこれまた何故か全く生らずで、残念・・。



坂道を折れると今度は枇杷の木(実の生るものが続きます)。
毎年、手の届くところに少し生るくらいなので、気が付けば枇杷
はなくなっています。誰か(誰だ?)の胃袋に入っているのでしょう。



そのすぐ先にはとても立派な銀杏の大木。
秋には盛大に実を落とします。
その時期は、皆さんご存じの「におい」
ちょっとうんざり・・。
でも秋を感じる香りの一つでもありますよね。



「におい」の元


早春には沈丁花、初夏にはくちなし、
秋には柊木犀(ひいらぎもくせい)が香り、
雪柳、八重山吹、桜、ツツジ、紫陽花、菖蒲、
白花曼珠沙華、椿など四季折々にいろいろな
花が咲いて、学生や教職員の目を楽しませてくれます。

2009年10月13日火曜日

台風9号接近に伴う兵庫県西・北部豪雨被害~佐用町報告~その2

【9月4月】
前回訪れてから約3週間が経過した。 泥に覆われていた町は
一見落ち着いたかのように見えたが、目を凝らし民家を覗くとまるで建設中の家のようであった。
つまり家財道具は水害で使用不能となりゴミとなってしまったのである。












泥にまみれた日常品や家具の山、流され横たわったままの橋、水に流され田んぼに埋もれた車、
そのままであった。

避難所も閉鎖され、避難所となっていた学校では体育の授業が行われていた。
ボランティアセンターも閉鎖されていた。
爪痕の傷は深いが、日常生活に戻ろうと人々は懸命であった。
この日は仮設住宅を目にした。9月6日から入居が始まるということである。

歯科においての救援物資は、現在のところ特に不足している物資はないとのことであった。












少し堅い内容のブログになりましたが以上のような状況でした。

佐用町は川沿いに民家の多い地域で、度々水害が起こっている地域です。
高齢化率が高く、県内の市町村で3番目の高齢化率です。
車がないと不便な土地柄ですが、今回の水害で家と車、両方に被害を受けている
人々が多く存在します。
また、被害についてのマスメディアによる報道が少ないため、
ボランティアや義援金の集りもあまりよくないようです。
その結果、街の復興に時間がかかるのではと懸念しております。

私たちに何ができるか、今再び考えてみる必要があるのではないかと思います。

今後、続けて佐用町の経過は追っていきたいと考えています。
また機会があれば、皆様にご報告させて頂きます。

2009年10月12日月曜日

台風9号接近に伴う兵庫県西・北部豪雨被害~佐用町報告~その1

8月16日と9月4日に佐用町を訪れました。その報告をさせて頂きます。

【8月16日】

前日に佐用を訪れた口腔保健学科の先生から街の状況を伺っていたが、
被害は想像を超えるものであった。まさに「水が街を飲み込んだ」という
表現が当てはまるであろう。

この日は大学のボランティアセンターから22名のメンバーで被災地に入り、
作業班と歯科班に分かれ活動を行った。
私たち歯科班(足立了平先生と高藤、2年生の久保さん)は、
まず歯科の拠点である佐用町立南光歯科保健センターを訪れた。


その目的は2つあり、救援物資の搬入と避難所の訪問である。
救援物資の収集は、お盆休みが重なったため歯科業者が休みをとっており、
物資の支援をお願いすることができず、
個人的に声をかけ大学へ送っていただいた。その全てを歯科センターへ運んだ。


現地は水道が止まっていたので洗口剤が必要なことは容易に想像できたが、
歯ブラシが思っていたよりも不足していた。水で流されてしまったからである。

避難所や民家を回り救援物資を配布すると同時に誤嚥性肺炎防止のため、
口腔内を清潔にすることの重要性を可能な範囲で説明した。

「それどころではないと思っている方もたくさんいるであろう」、
その気持ちを考えると可能な範囲で・・・ということになる。



2009年10月10日土曜日

讃岐うどん(part.3)

最後の3件目は、有名所の、「池上製麺所」に行きました。



なんと炎天下の中、1時間並びました。

ここでは、冷やしうどんに、レンコン天をのせました。

出口で、るみ婆ちゃんが座っていて、記念撮影できる
ようになっていたのに驚きました。

思ったよりも讃岐まで近かったので、また気軽に
食べに行きたいと思います。

2009年10月9日金曜日

讃岐うどん(part.2)

2件目は、「讃岐うどん通」の教員に教えていただいた、
「セルフうどんキリン」



ここは、昔工場だったそうで、見た目も工場そのまま。

とても広く開放的で、子供が遊ぶところもあります。
わが家の子供は、楽しそうに遊んでいました。

机だけではなく、畳になっている席もあり、のんびり
食べることができます。

ここでは、ぶっかけにちくわ天をのせて食べました。
「こし」がしっかりしていたと思います。

2009年10月8日木曜日

讃岐うどん(part.1)

讃岐に、「讃岐うどん」を食べに行きました。

神戸から讃岐までは、高速道路を利用して、
淡路島経由で約2時間半程で行くことがで
きます。

はじめての讃岐うどん体験。

一軒目は、香川県庁裏の「さか枝」。



並んでいたので、結構待つかと思いましたが、
すぐに食べることができました。

ぶっかけに、お芋の天ぷらを乗せました。
おいしかった!!

2009年10月1日木曜日

不思議 !! わたしたちのからだ

新型インフルエンザが話題になっています。
前期は1週間休校になりました。後期、流行しないことを望むばかりです。



ところで、ヒトには外部から侵入する病原体(異物)を攻撃して、
私たちを守る「免疫」というシステムがあります。前述の新型イ
ンフルエンザウイルスに対しても威力を発揮します。

免疫システムは病原体を攻撃しますが、不思議なことに、自分自
身は決して攻撃しません。正常に作動する場合、免疫システムは
「自己」と「非自己」を厳密に認識し、「非自己」のみを攻撃するのです。

この攻撃は病原体だけでなく、移植などの時にも起こります。

免疫系は遺伝子の型が合わない移植片を異物として認識し、攻撃
します。その結果拒絶反応が起こります。

私たちは意識することはありませんが、体内では日々、免疫系と
異物との間で熾烈な戦いが繰り広げられているのです。



ところが妊娠では不思議なことがおこります。

胎児は母親と父親の遺伝子を半分ずつ持っています。つまり胎児
は母親にとって半分は異物になるのですが、なぜか母親の免疫シ
ステムは胎児を攻撃しません。

さらに、代理母では胎児は100%異物であるのに、なぜか胎児は攻
撃されません。

妊娠では免疫系を制御するシステムが作動し、胎児が免疫の攻撃
から守られるらしいのですが、その詳細は解明されたわけではありません。

何百万年もの人類の歴史の中で、当たり前に行われてきた妊娠・
出産ですが、実は未だに神秘のベールに包まれているのです。



私たちの体にはまだ解明されていないことが、いっぱいあります。
科学者の眼で、自分の体の不思議を見てみませんか?

2009年9月25日金曜日

神戸の坂道

坂道が好きな方って結構おられるようです。
熱狂的な坂道ファンクラブが存在するようです(ホームページもあります)。

実は私もその一人で、
坂道に興味がでてきたのは東京で学生をしていた頃、
母校の周りに興味深い名をもつ坂道が多数あったからです。

これらは歴史的名所を兼ねるところも少なくないので
「街道をゆく」を気取り歴史本を読み漁っては裏通りの坂道を歩き、
名の由来や近辺を調べるとおもしろい発見があります。
たとえば幽霊坂という恐そうな坂道が東京には5つも存在します。

•幽霊坂 新宿区 牛込弁天公園:南側
•幽霊坂 文京区 目白台二丁目(日本女子大学わき)
•幽霊坂 港区 三田四丁目
•幽霊坂 千代田区 損保会館前
•幽霊坂 千代田区 ニコライ堂:北側

一体誰がどんな権限で命名したの?とつぶやきながら私は全制覇しましたが、
雰囲気はどれもその名の通りで確かに恐い。
恐いと思うから恐いのかもしれませんが。

ところ変わり大阪は平坦なイメージですが坂道エリアはもちろんあります。
上町台地など結構絵になりそうな構図の場所が多々あります。
昔ながらの商店街が近くにあり結構楽しく歩けます。
私は平坦空間が多い大阪都心生活が長く、
また毎日大阪から通ってますので坂道といえば神戸を実感します。

山側へ少し移動すると浜側景色がガラリと変わる瞬間が好きです。
登るたびに神戸港、対岸の大阪泉州~和歌山方面を一望しながら、
さわやかな海風に浸れるのは気持ち良いです。
この感触は東京では得られません。
有名な北野エリアの坂も良いですが、
長田~須磨あたりの無名坂もなかなか味わい深いです。
神戸の坂って本当に素晴らしいです。

2009年9月17日木曜日

ケータイ顕微鏡写真


医療検査学科の「遺伝子・染色体検査学実習」で
毎年、学生さんが一番感動してくれること
それは…


染色体標本を顕微鏡でのぞいたとき!


実習では時間の関係で、培養済みのサンプルを渡して
そこから標本作製と染色をやってもらうのですが
今まで写真でしか見たことのなかった染色体を、目の前(顕微鏡の中?)にして
「あった、あった!」「え、どれどれ?」
「ほんまに、バッテンやぁ」
…と嬉しそうな声をあげてくれます。


私たちスタッフとしては、
PCR法のバンドがきれいに出たときや、
サザンブロット法のシグナルがちゃんと検出できたときにも
もっと感動してほしいのですが…
(だって、その方がずっと準備や実習指導にエネルギーを費やしているのですから…)
目の前にある「自分で標本作製した染色体の実物」にはいつも負けてしまいます。


そして、ひとしきり感嘆の声をあげた後のお決まりは…


「ケータイ顕微鏡写真」


正しいケータイ顕微鏡写真の撮り方


視野合せとシャッターのタイミングに少しコツがいりますが、
ン十万円の顕微鏡写真装置がなくても、これだけの写真が撮れるのです。


リンパ球の細胞分裂像(染色体)と間期細胞


実習で撮った染色体の写真を、今もケータイに残している学生さんや卒業生の皆さん…
それは、おそらく私かK先生かS先生の染色体。
時には写真を眺めて…
染色体を初めてみたときの感動や、学生実習の楽しい想い出、
そして、その染色体上の「遺伝子が司る生命(いのち)の不思議」
想いを巡らせて下さいね。


これは誰の染色体?


医療検査学科 松元

2009年9月10日木曜日

セミ鈴なり(?)の木

子供たちの夏休みが始まった7月下旬、息子が
「お父さんとセミ取りしたい!」と言いだしました。




期末試験の採点等で忙しくてなかなか行けそう
になく、”大学でセミ捕まえて持って帰るか!”
と何年か前に大学にある木にセミが鈴なりにな
っていたことを思い出し、昼ごろに行ってみました。




いました!まさに鈴なり(写真はイマイチうまく
表現できていません)。特にすごいのが2本ほど
ありまして、虫嫌いな人は気を失いそうです!
ちょうど手の届くところにもたくさんいましたの
で、とりあえず捕まえてどうやって持って帰ろう
かと思って、生物の先生に相談に行くと、セミは
振動を感じて鳴きだすという事でして、”電車に
持って乗ったらえらいことになる”ということで
持ち帰りは断念しました。

学生の皆さん、来年の夏は大学でセミ取りはいかがですか?

2009年9月5日土曜日

ニョロニョロ~~~~~~



大学構内に出ました。

昔は近所の庭にもいたような気がしますが,最近ではめっきり見なくなり,久しぶりに見たような気がします。




この大学は春にはうぐいすが鳴き,夏はせみが夏の暑さを感じさせてくれます。
バッタもぴょんぴょん,とっても自然いっぱいです。

昨年の秋にはハクビシンもいたのですよ。

勉強しながら,自然探索もいいかもです。(*^。^*)

2009年9月4日金曜日

アンパンマン

アンパン好きですか?
アンが苦手って人はだめだと思いますが,結構好きな人が多いです。
私もそのひとり(*^_^*)

“アンパンマン”ってアニメあるでしょ。
子どもたちに大人気です。
正義の味方,お腹が空いている子どもには自分の頭をちぎって
食べさせてあげるのですよ~~
顔が濡れたりやられると力が出なくなってしまいますが,


ジャムおじさんが新しい顔を焼いてくれて・・・

また元気はつらつアンパンマンになります。

この写真 
















違いわかります?
大学近くのとあるパン屋さんのアンパンマンのアンパンくんです。
1日に限定1つだけ,情けない顔のアンパンマンがあるそうです。

ゲットできるのがラッキーなのかどうか(?_?)

あと,これも1日限定1個のクリームパン。







何にみえます???

2009年9月3日木曜日

PAINLESS DENTIST



これ・・・



どうですか?おみやげにもらったのですが。




なかなかお気に入りです。



「PAINLESS DENTIST

そりゃ,痛くない方がいいに決まってますよ。


歯医者は嫌いって人多いですね。理由はさまざまですが…



嫌いだから,痛くなってとことん我慢できなくなるまでほっておく人も意外と多いようです。



できれば,予防のために定期的に歯科医院に行く方が,早期発見・早期治療のためには



いいんですよ。嫌だからほっとくと,時間も回数も多くかかってしまいます。



そこで・・・・・・・


神戸常盤大学に“歯科診療所”がオープンしました。


ここでは,治療ではなく歯磨き指導や,歯のクリーニングが中心になります。


詳しくは  こちら 


大学の中にありますし,明るくてとても開放的で,


歯科診療所とは思えない空間です。


ぜひ,一度お越しください。


お待ちしておりますm(__)m

2009年9月2日水曜日

9月になりましたが・・・

毎日昼間はまだまだ暑いですね。

今年は長雨や日照不足の影響で野菜の値段に影響が出ているそうで,

特に根菜系が去年より高騰しているようです。

日本人の簡単おいしい定番料理の“カレーライス”

お肉に,じゃがいも,人参,玉ねぎ などなど・・・

夏の暑い日にカレーもいいですね。

それが,じゃがいもやニンジンが高くなって,

去年より20%くらい余分に材料費がかかるそうです。

これでは手軽に簡単,安くてうまい“カレーライス”じゃなくなる~~

おいしいカレーを食べるためにも暑い時は暑くないとだめってことです。

値上がりしている根菜ではなく,なすびとかトマトとかを入れてみるのもいいかも(*^_^*)





しかし・・・常盤の坂はこの暑さにはきついわぁ(@_@;)

9月5日土曜日に今年最後のオープンキャンパスがあります。

その日は,西代駅付近からバスがピストン運行します。(^-^)

常盤坂を体験したい人はぜひ徒歩でどうぞ・・・

2009年8月24日月曜日

地蔵盆巡り

8月23日(日)、
夏休み最後のイベントである
地蔵盆巡りを、子どもたちとしてきました。


地蔵盆とは,町内のお地蔵さんをおまつりし、
子どもたちの健やかな成長を願う催しで、
毎年8月23、24日に開かれます。
地蔵盆は京都で生まれ、
近畿地方の行事として古くから行われてきたそうです。
また、北陸地方や新潟、信州では長野市周辺で盛んに行われていますが、
東海や関東には、ほとんどないそうです。


地蔵盆では、お地蔵さまに供えられたお菓子が、
お参りした子どもたちに配られます。
子どもたちは、大きな袋を持って、いくつものお地蔵さんをまわり、
たくさんのお菓子をいただきます。
ですので、子どものためのおまつりともいわれています。


さて、今年は・・・・。





でした。


お地蔵さま、
この1年間も
子どもたちの健やかな成長を、
見守ってくださいね。

2009年8月19日水曜日

ラジオ出演

今、研究協力課にはアメリカのスタンフォード大学から


インターン(男子学生)が来ています。


その彼が地元のコミュニティーFMに出演するというので


同行したところ・・・


付き添い見学のつもりが、


「みなさんどうぞどうぞ」と言っていただき、急遽我々も


出させたいただくことになりました!

いきなりのぶっつけ本番で何の準備もなく

大変でしたが、とてもいい経験をさせていただきました。

ありがとうございました。


こんな感じで出演です・・・












2009年8月10日月曜日

河口探検隊ならぬ常盤探検隊

8月8日の19時、
神戸市内某所に集合し、
隊長以下、
教職員(大人)6人と
その子どもたち13人の
総勢20人で
カブト虫を採りに行きました。

その成果は・・・
いるわいるわで
子どもたちは大騒ぎ!!

全部でカブト虫が20匹以上、
ヒラタクワガタ1匹でした。

子どもたちにとって、
とっても楽しい
夏休みの思い出になりました。

隊長殿、
ありがとうございました。
また、隊長の奥様、
夜分に大勢で押しかけて
大変ご迷惑をおかけしました。
でもこれに懲りずに、
来年も連れて行ってくださいね。





黄色い丸囲みの中に
カブトムシがいます!