2012年7月30日月曜日

押し花

みなさん押し花って知っていますか。
私のイメージは辞書に花を挟んで乾燥させる・・・茶色い花というイメージでした。
ところが、数年ほど前にある押し花に出会いました。
なんとも不思議で、その花は枯れてなくみずみずしいままでした。
それから、押し花を習い始めました。
月1回の趣味ですが、3日坊主の私も3年通っています。
いろんな世代の人が教室に通っていますが、作品を褒めあって、共に達成感を味わいます。
押し花も奥が深くまだまだ学びの途中です。
きっかけは些細な事ですが。
一歩踏み出すことで、また一つ自分の知らない世界が広がったような気がします。
           ↑おひなさまをつくりました。帯以外は全部お花です。

2012年7月23日月曜日

支えとなるもの

私は社会に出てから、大きな挫折をしました。
体調が悪く、仕事にも行けず、とても辛い日々でした。
しかし、今考えるとその日々は私にとって必要で大切な時間だったと思えます。
なぜなら、「一人で頑張らなくていい」、「助けてくれる多くの仲間がいる」ということを実感することができたから。

当時、本当にたくさんの人々に助けていただきました。
島のお寺に数週間程お世話になり、毎朝おつとめをしていたこともあります。
沖縄の海にも何度も癒してもらいました。
そうして少しずつ元気を取り戻し、私は今の『日常』に戻ることができたのです。
その背景には多くの『ご縁』があり、出会った人や物へはいくら感謝しても足りません。
その気持ちを、私はこれから出会う人々に返していきたいと思うのです。

人もそうですが、当時私は沖縄で『やちむん』という焼物に出会い、この焼物を通して多くの『癒し』と『ご縁』をいただきました。
一つひとつ、作家さんが思いを込めて作ってくださった『やちむん』、それらを大切に扱う販売店の方々。 いろんな方のいろんな思いが込められて、今私の手元にあります。
そういった人々の思いに触れ、またまた私は癒されていき、今も「一人じゃない」と思って頑張ることができるのです。

2012年7月16日月曜日

ヒポクラテスの木を知っていますか?

この4月から務め初めて4カ月が経とうとしています。
上田学長の講義の中で、ヒポクラテスの木が紹介されていました。
和名を鈴懸け(すずかけ)と言います。
春には豊かな緑の中で淡い黄緑色の可憐な花を咲かせ、冬には枝の先に鈴を懸けたような実をつけるそうです。
古代ギリシャ由来のプラタナスの木がある学び舎、素敵ですね。
研究室に、可愛らしい鈴懸けの実を置かせていただきました。
                                  教員

2012年7月9日月曜日

「いとおしい時間」

4月からフルタイムで仕事をするようになって、3歳の娘と過ごす時間が大幅に減りました。
彼女は1日の大半を保育所で過ごし、私は大学で過ごします。

仕事をすることは好きだし、学生との交流は本当に楽しいです。
でもまだ小さい娘に、親の都合でハードな生活を強いていることが嫌で嫌で たまりませんでした。今もその気持ちは消えていません。
一緒にいる時間が少ないことで愛情が不足するのではないか、寂しい想いを させているのではないか・・・いろいろなことを思います。
そんな私のことや娘のことを周囲の先生方は心配してくださり、声をかけてくださいます。
小さな子どもを育てながら仕事をする私に対して、大きな理解と配慮をいただいていると日々感じています。

ある先生が、ご自身の経験をもとに「毎日忙しくて十分にかかわれないけれど、これだけは頑張ろうと思うことをひとつ自分のなかで決めて無理のない範囲で実行したらいいよ」と声をかけてくださいました。

では、私にできることは何かなと考えて、保育所の帰り道をできるだけ娘と一緒に歩こうと思いました。
娘は歩くことが大好きな子です。「じぶんであるく!」が口癖でベビーカーに乗るのは嫌い。
散歩に行くとだいたい40~50分ぐらいは、ひたすら歩いています。
夕方はベビーカーに乗せて早く帰って晩ご飯を食べて・・・と気が焦るけど、ベビーカーに乗せているとお互いの顔が見えないし、私もかなり早足で歩いてしまうので会話もなくなってしまいます。だから、晩ご飯は朝に下準備をしておいて帰りは娘とゆっくり帰ろうと思いました。

ベビーカーを押して、てくてく歩きます。まっすぐ運転するのがむずかしいデス・・

2012年7月2日月曜日

小さな生き物屋さん

5月、大きな衣装ケースに入ったカブトムシの幼虫をゲットしたのを機に、金魚三匹、クワガタのオスメス二匹、先日の夏祭りでゼニガメ一匹とザリガニ一匹も仲間入り。
 家中の虫かごでは太刀打ち出来ず、ホームセンターで慌てて購入。落ち着いたかと思いきや、幼虫からさなぎになっていたカブトムシたちが一斉に羽化。今のところ七匹。小さな部屋に虫かごが並べられ、まるで小さな生き物屋さんのようになっています。
 まだまだ外遊びに夢中な息子たち。生き物を大切にする心を育んで欲しいと願いつつ、私は今日も生き物たちの世話に励んでいます。後始末がちょっと大変な世話ですが、貴重な家族とのほっとする時間。大切にしていきたいです。(看護学科 教員)