2013年3月25日月曜日

ワイガヤラボへのお誘い<part 1>

 皆さんは、本学本館(事務のある棟)の5階に「ワイガヤラボ」という部屋があるのをご存知だろうか。 「ワイガヤ」というのは人が集まって「ワイワイ、ガヤガヤ」とお話をするところから名付けられたようだが、実際はどのような経緯で命名されたのかは定かでない。本学には学生が気楽に集れる場が食堂しかなかった。学食は本来食事をするところであって、学修を目的としたスペースではない。いつでも、気軽に立ち寄れるカフェのような部屋、例えば、帰りの待ち合わせに、あるいは試験勉強に、部活の勧誘ポスター作りに、ライブのチケット印刷に・・・・要は学生が主体となって自由に作りあげる空間として「ワイガヤ」はある。

 この部屋の作りはユニークだ。畳でくつろげる床や立って会議をするためのデスク、京都銀行の長~~~~いお付き合いみたいに壁一面ホワイトボードが貼り付けられた空間もある。ロッキングチェアやカラフルな椅子、PCにプロジェクターとスクリーン、はては体重計付身長計まで遊び心がくすぐられるアイテムのオンパレードだ。その気になればなんだってできる気にさせてくれる、学生のためのクリエイティブで「オモロイ」空間が誕生したのだ。

 さあ、学生諸君!
 「ワイガヤ」で鮮やかなキャンパスライフを創っていこうじゃないか。

 <part 2>へ続く

2013年3月18日月曜日

充実した超音波検査実習を行なっています.

こんにちは!先日神戸常盤大学医療検査学科に最新超音波機器が設置されました!現在医療において超音波検査は無くてはならないものとなっています。一般の皆さんが超音波検査を身近に感じられる時は妊娠中胎児の元気な姿を見たときや、健康診断などでしょうか。病院では心臓・肝臓・胆嚢・膵臓・乳腺・甲状腺・血管など様々な部位の診断に役立っています。神戸常盤大学医療検査学科は全国の大学で初めてであり現在唯一の臨床検査技師養成指定校(臨床検査技師の教育を専門に行っている教育機関)ですから、医療に欠かせない超音波検査の教育にも力を入れています。今回、綺麗な画像で先進の検査法を搭載したこの超音波機器を加えて学生さんは実習授業や卒業研究を楽しんでいます。今年度の卒業研究では「大学生における生活習慣と体内脂肪の関係」や「運動による脳内血流の変化」を行いました。実習授業で超音波機器を使用していましたが、正確に速く画像を描出することは難しいようで、何度も練習を重ねて自分で正しいと思える画像を描出できるようになったことはとても嬉しく、充実した卒研の日々だったようです。これからも学生さんと一緒に楽しく悩みながら研
究を行っていきたいと思っています!

2013年3月11日月曜日

お世話になります。


「4年間お世話になりました」と声のかかる季節となりました。
卒業生は色々な思い出を胸に巣立っていきます。

さて、先日、診察のために病院を訪れました。
検査受付に行き、採血の番号札を受け取り、検査室前でしばらく待ち、
番号を呼ばれ採血室に入りました。
「お名前を、・・・あれ?先生?おはようございます」と技師さん。
「えっ?」と思って顔を見てもマスクで顔全体がわかりません。
ちら、と名札を見ると卒業生のT君でありました。
「ありゃ、久しぶりやね、いつからここに?」と私。
「4年前に転勤して、今、血液の担当なんです」とT君。
「頑張っているね!」
「今、常盤の実習生が来ていますよ」
「指導してくれているんやね、よろしくお願いしますね」
「この血液検査の結果、30分くらいで出ます、担当の先生の所に送っておきますので、内科17番診察室でお待ちくださいね」
「ありがとう、よろしくお願いいたします」

 公私共々、
「卒業生の皆さん、これからお世話になります!」
と、声をかける季節、いや、時期になっているのだな、と感じるこの頃です。

2013年3月4日月曜日

なぜ勉強するのか?

授業をしていると、たまに、これは何のために勉強するのですかと聞かれます。そのとき、大抵の場合私は、新しい概念を取得するために勉強すると答えます。
世の中には、数えきれないほどの概念が存在します。この、概念獲得ができれば、ほとんどの場合、 忘れてしまってもすぐに思い出すことができます。このように書くと、簡単に獲得できそうですが、なかなかそう簡単にはいきません。

なぜなら、概念を理解するための道具が、また概念であるからです。ですから、理解している概念が多ければ、新しい概念を理解する道具を沢山もっていることになりますから、新概念の獲得までの時間が短くなります。

つまり、数多くの概念を取得していけば、その後の概念取得する際、楽できるわけです。

ですから、私は、最初は大変だと思いますが、学生には若いうちに頑張って勉強して欲しいと思っています。