2013年10月21日月曜日

ある日。


ある日、インターフォンに出ると、子どもの歌声が聞こえてきました。いたずらだわと思って切っても、ドアの外でまだ歌声が続きます。

 なんだろう?!と思って、友人に電話をして、「玄関の前で子どもが歌を歌っているの」と話すと、「あ~!ハロウィンだからだよ。出てごらん。子どもだから。それでお菓子をあげたらいいんだよ」と言われました。そういえば、今日はハロウィンです。

 またチャイムが鳴って、やはりインターフォン越しに歌声が聞こえます。恐る恐るドアを開けると、魔女に仮装したかわいい女の子2人が歌を歌っていました。

チョコレートをあげて一件落着。

 それから、毎年、10月31日には、お菓子を用意して、楽しみに待ち構えていました。

 外国でのひとコマです。

もうひとコマをご紹介すると・・・

聖ニコラウスの日のことでしょうか。

大学から戻ると、クッキーが入ったリボン付の袋が部屋のドアノブにかかっていました。誰からだろう・・・と見ると、ニコラウスからでした。しかも私の名前を知っているのです。どうして?!誰?!と不安がっていると、訪ねてきた友人が、「あなたのところにもニコラウスがきた?いいこだからだよ!!」と教えてくれました。おそらく、その友人も私のところに手作りお菓子をこっそり持って来てくれたニコラウスの一人です。

次の年からは、私も、前日の夜中に、お抹茶クッキーを焼いて、ラッピングして、こっそり友人のお部屋のドアノブにかけたり、レターケースに入れていました。

 ほんの少し、「ある日。」のご紹介でした。
 
 

2013年10月14日月曜日

私の愛した炭酸飲料


子どもの頃から炭酸飲料が好きで、ファンタアップル、ファンタグレープ、コーラなどを、母親の目を盗んでは飲んでいたものです。しかし思春期を過ぎてからは、それらに入っている糖分の多さと果汁の少なさに愕然とし、飲みながら「私、健康を害している…」という罪の意識を感じるようになりました。

 

そんな私の前に現れたのが、キリンビバレッジから発売された「Chasse(シャッセ)マスカット」果汁60%の微炭酸ドリンク。これは、キリンビバレッジが「微炭酸・高果汁」という相反する飲料ジャンルを融合させた初のドリンク商品だったそうで、「高果汁って健康に良さそう…」と、私の罪の意識はあっさり消えてしまい、好んで飲んでいました。しかし、私の人生でベストともいえたこの商品も5年ほどで販売中止となり(涙)、その後は寂しい日々を送っていました。

 


しかし最近、シャッセを上回るベストに出会いました。その名もマルティネリ(Martinelli’s)のアップルサイダー!アメリカの製品とは思えない(ごめんなさい)繊細な味わいがたまりません。保存料などは一切使われておらず、アメリカでとれた新鮮なりんごと炭酸しか使っていないそうです。

 

見た目は上品な濃いゴールド。細かい泡はまるでシャンパンのようで、ぜひグラスに注いでその美しさも愛でていただきたい一品。味は、100%の果汁がもつ自然な甘みとほのかな酸味がミックスされています。がぶがぶ飲むというよりも、グラスを傾けながらゆったりと味わいたい、そんな炭酸飲料です。

 

蓋はいわゆる王冠風で、一見栓抜きが必要に思えますが、手で捻れば開けられるのも手軽で魅力的です。アップルのマークのロゴがとてもかわいくて素敵。一口でファンになりました。

 

 製造会社のHPをみると、アップルクランベリーやアップルマンゴーのスパークリングもあるようで、飲んでみたいなぁ~と目下探索中です。

2013年10月7日月曜日

ハリエニシダ

先日ふと頭の中に浮かび上がった名前である。
文字情報として浮かび上がってきた。
この通り片仮名で。

なんで浮かび上がってきたか・・・
と考えているうちに続くフレーズが来た。
「ハリエニシダの咲く頃」
ふむ~
いったい何のフレーズだったのか,
もしくはたった今自分で作文してしまったのかさえ
わからない。

そして,私には画像情報を一切浮かばず,
なんとなく植物の名前だという以外のことがわからない。
今の時代は便利とはいえ,四六時中ハリエニシダで
頭の中が占拠されているわけでもないので,
このブログをきっかけにインターネットで検索してみた。

便利な時代だとつくづく感心させられる。
黄色い花をつけた植物の写真が出てきた。
西ヨーロッパ・イタリア原産らしいが,
日本にも外来種として定着しているとある。

ふむ~
画像情報はどうも心に響いてこない。
以前に見たことがあるとは思えない。
もしくは横を通っていたとしても,
私の中でハリエニシダとしての認知がされていないまま
ただ横を歩いていたのだと思う。

なぜ,知らない植物の名前,
それもさほど得意ではない片仮名を
一字たりとも違えることなく,
きちんと頭の中に登場したのだろう。。。

なかなか考えてもわからない。
そう,これは答えが見つからない生産性の低い作業を
必死になってしているのだ。
幼い頃,何かの本で読んだのだろうか?
文字情報としてしか存在していなかったことと,
本当かどうかわからない続くフレーズが登場したことで,
何かの小説で登場した可能性が高いように思われる。
もしくは,幼い頃なので漫画の中のことかもしれない。
いずれにせよ,黄色い花という情報が当時は全くなくて,
今回新たに付加されたことは確かだ。

今この文章を書きながら,「詩の中のワンフレーズかもしれない!
とよぎり,インターネット検索をかけたが,
そこまで都合よく問題解決してはくれなかった。
ふむ~
本当に生産性のない時間の過ごし方ではあるが・・・
結構これが楽しんでいたりもする。

みなさんもそういうことってないですか?