2009年11月9日月曜日

第43回常盤祭によせて

11月を迎え、急激に冷え込むようになりました。春以来の
新型インフルエンザ騒ぎも、一旦は沈静化したかに見えまし
たが、気温が下がる秋になり、予想された通り全国的な蔓延
が心配されています。そんな中、今年も学園祭の時期を迎え
ました。夜遅くまで準備に追われることも多い学生諸君は体
調管理には充分気をつけて欲しいと願っています。

 ところで、常盤祭の今年のテーマは「笑顔満天」に落ち着い
たようです。「満天」とは空全体を意味し、満天の星を仰ぐとい
う風に用いられるのですが、このテーマに込められた思いは、
笑顔で満ちあふれた学園祭にしたいというようなものでありま
しょう。神戸常盤大学と神戸常盤大学短期大学部が合体した
自治会になって2回目の学園祭、昨年より準備等は順調に進
んでいるようですが、学園祭実行委員会がこのテーマに託し
た願いを実現するためには、広く大学全体の構成員の積極的
参加が前提であることはいうまでもありません。笛吹けど踊ら
ずでは困るわけです。学園祭は大学活性化の良い機会であり、
教育的観点からも大切なイベントであると、私は思っています。
その意味からも、運動会で教職員が集団演技を披露する企画
(昨年学長が運動会で宣言されたことでもあります)を進めよう
としたのですが、「プログラム上時間が取れません」と軽く一蹴
されてしまいました。実行委員の諸君と学生委員会との事前協
議が充分で無かったことに最大の原因があるようです。いささ
か気の早い話でありますが、来年は是非とも実現したいものと
思っています。

 さて、大学完成年度までの過渡期、潤沢とは言えない自治会
予算のなかでやりくりして開催される常盤祭、昨年度に引き続
いての、「本学音楽関係教員のコンサート」、「キッズごっこラン
ド」などのメニューのほか、新たなプログラムとして、「大学連合
コンソーシアム兵庫の海外研修参加者の報告会」、「NPO法人
AMDA(Associate of Medical Doctor in Asia)兵庫県支部の活
動状況パネル展示・募金会」、「白井崇陽氏バイオリン演奏会」
本学職員戸嶋氏の「旅達小展」など盛りだくさんのようで、
多くの方々に来学して頂いた上、本学学生・教職員共々楽しん
で頂き、笑顔満天の1日を過ごしてもらうことになれば幸いです。

学生部長