2014年4月28日月曜日

雑感二話

 先日,80歳で3度目のエベレストに登られた三浦雄一郎さんの講演会が明石であり,その報告記事がミニコミ誌「ミニコミあかし」に掲載されていました。その中に,「守りの健康法と,攻めの健康法」との言葉があり,攻めの健康法には共感を覚えました。意外だったのは,三浦さんが60歳頃には自宅裏の標高500m程の山にも登れないほどメタボリックと診断されていたということです。そこから,エベレスト登頂を目標に「攻めの健康法」で頑張った旨を語られています。足首にはパワーアンクルをつけ,背負うリュックには重りを入れ,日々の生活をされていたようです。健康状態を維持する守りの健康法ではなく,高い目標を掲げての攻めの健康法,見習っていきたいと思いました。


 自宅のベランダは今花盛りです。シークワーサー,ブルーベリー,クレマチスのモンタナ種,ネズミ大根,アスパラガス,シンビジウム,ひよこ豆。毎年そうなのですが,シークワーサーとブルーベリーにはたくさんの花がつきます。ただ,咲いた花全てが結実するとは限りません。実のつかない花,実はついたものの小さい段階で落ちてしまうもの,収穫のシーズンまで残っていても果実と呼べるほど成長しなかったものなど様々です。植物を育てていて思うことは,人や教育との大きな違いです。植物は,たくさん発芽して,いくつかは枯れ,場合によっては大きく育てるために苗や実を間引いたりする必要もあります。そして,その流れの中で美しく花を咲かせたり,大きく結実していきます。ただ,人の場合は,1人たりとも育たない存在は有ってはならない。大きな違いです。写真は,朝日を浴びて咲くブルーベリーの花です。