2010年10月7日木曜日

夏休みを振り返り、後期に思うこと

暑い暑いと言いながら、何をするでもなく終わってしまった夏期休業期間。里帰りしてきた孫と遊んでいる内に8月も半ばを過ぎてしまい、減量目標であったはずの職員検診も昨年並に終わってしまい、まとめるはずの論文も殆ど手つかずのまま、という不甲斐なさ。そんな中で、唯一、大きな刺激を受けることができたのが国際免疫学会。8月23日から27日まで神戸ポートピアホテルで開かれた。朝のポートライナーのラッシュに驚き、ランチの交換券が早々となくなってしまうのに呆れ、初日のシンポジウムがさっぱり理解できないのに愕然とし、ワークショップの質問の行列に若かりし日に免疫学会で発表したときの恐怖を懐かしく思い出し、晩ご飯の一時を昔の恩師や仲間達と楽しみ、最終日のMaster Lectureに感動し、「もっともっと勉強しなければ!」との思いを強く持ったのですが・・・
後期が始まり、待ったなしの仕事を一夜漬けでこなす日々の中で、国際免疫学会で感じた免疫学の新たな発展の予感を、血液学の分野に持ち込んで何かおもしろいことがやれないかな~、と、ついつい思索(妄想)にふけり、勉強は手つかずのまま・・・やはり不甲斐ない私でした。