2011年8月15日月曜日

なでしこジャパン監督の姿

 7月19日のサッカー女子ワールドカップで初優勝した「なでしこジャパン」の日本代表選手には、INAC神戸レオネッサからMVP に輝いた澤穂希(主将MF)や、PK戦でアメリカの第1キッカーのシュートを横っ飛びの右足でブロックした海堀あゆみ(GK)らの7名が選ばれました。表彰式終了後に選手達は日本サッカー協会が用意した「To Our Friends Around the World, Thank you for Your Support」のフラッグを掲げて場内を一周し、観客からは東日本大震災の支援の為に立ち上がった世界中の人々への感謝のメッセージと受け止められました。日本外務省の100年の仕事をしてくれたと評価する人もいます。PK戦直前の休憩中に佐々木則夫監督が、厳しい表情では無く、非常ににこにこしながら選手達に激励と指示を与えている姿が一瞬テレビに映し出されました。長年に亘る監督と選手の信頼関係から導き出された姿と思われ、来年3月に1期生を送り出す国試直前の教員の姿もこのように有りたいものと感じました。決して奢り昂ぶる事のない選手達の姿には世界中の人々から好感が持たれているようで、80歳を超える38年前の留学先のアメリカのボスからも私にお祝いメールが届きました。 
 
A Big Win: A Trophy of Joy, World Soccer Champion    
Women's Soccer Team of Japan, Frankfurt, Germany
             



                                           Y.A.