2011年9月12日月曜日

夏祭りが終わって

 夏祭りが終わり、静かな日曜の昼下がりにパソコンに向かって打っているが、これが教員ブログにアップされるのは、9月中旬と聞いている。よって、季節外れの内容になるとわかりつつ綴ることをお許しいただきたい。

 先週は、氏神神社の夏祭りがあり、町内を引き回しているだんじりが近づくとにぎやかな「コンコンチキチン、コンチキチン」のお囃子と手打ちが屋内にいても聞こえ、夏がきたと感じた。この手打ちは「大阪締め」と呼ばれ、私は小さいころは何と言っているかよく聞こえないまま真似をしていた。今は、メディアでも紹介され、「打ちましょ」シャンシャン、「もひとつ(もうひとつ)せぇ」シャンシャン、「いおうて(祝うて)三度」シャシャンシャン と声に出してできる。この「大阪締め」、日本三大祭りの一つの「天神祭」のあらゆる場面、場所で耳にする。「天神祭」の本宮の船渡御では、行きかう船で挨拶代わりに使われる。私は、「大阪締め」の由来は知らないが、受け継がれていってほしいと思っている。

 ところで、この「天神祭」の船渡御、「今年は○○が復活しました」、「今年は・・・」と言われ、年々変化し、規模が大きくなっている。その昔、諸事情で何度となく中断されてきたようである。私が記憶しているのは、オイルショックで中止したことである。今や奉納船が、日清食品やサントリー、アサヒビールのような企業だけなく、大学のものもある程多数大川を行き交う。また、奉納花火も盛大に打ち上げられる。2か所から打ち上げられるが、特徴は打ちあがったのを見るだけでなく、奉納船に乗った人が川に映し出されるのも楽しむため、さほど高くは打ち上げられないことである。


 話が氏神神社の夏祭りから「天神祭」へと展開したのは、大川近くに住む私にとって、1年の中で楽しみにしている行事だからである。今年は、平日であったため、昨年・一昨年のような賑わいほどではなかったけれども、曜日の巡り会わせが良い年に是非見てみませんか。大川にかかる橋からみると船も花火も見られていいと思うかもしれませんが、橋には真上から神様を見下ろしていけないと、ベニヤ板(今年はビニールシートだったが)を2か所立てられていますので、ご注意を。